OSKは、企業のDX基盤づくりを支援する「DX統合パッケージ SMILE & eValue」に、顧客に関する情報を集約して営業活動を支える「セールスマネジメント」を新たに追加し、発売を開始した。
DX統合パッケージ SMILE & eValueは、販売管理・会計管理などの基幹業務システムと、ドキュメント管理・ワークフローなどのグループウェア機能を備え、これまで双方の連携により請求業務や証憑の電子保存といったバックオフィス業務の自動化・デジタル化を進めてきた。今回、セールス支援機能を実装し営業プロセスを最適化することで、企業全体のDX化を促進する。
「セールスマネジメント」の主な機能
- 顧客情報の一元管理
「セールスマネジメント」に蓄積される商談情報や、「販売」「ドキュメント管理」内の顧客に関する情報を、「顧客ポータル」に集約して表示する。顧客のニーズや取引傾向を把握し、信頼関係を築くための基盤となる。
- 商談状況・進捗の管理
商談の進捗状況や受注見込みを共有できる。営業担当者は、日々の顧客とのコミュニケーションで得られる情報に加え、過去の商談履歴を参考に適切なアクションを起こすことができる。チーム内では商談のステージを追跡し、受注予測を立てることが可能になる。
- 成約情報などの参照
「販売」と連携し、顧客ポータルで過去の取引や売上実績、与信・債権情報を参照できる。顧客の取引傾向など、適切な提案を行うための情報を取得できる。
- 提案書の保管と共有
商談に使用した提案書など、顧客への提出文書は「ドキュメント管理」に保管し共有できる。類似商談の提案書を再利用することで、チーム全体で一貫性のある提案を可能にする。
- コミュニケーションツールとしての活用
商談内容を「セールスマネジメント」で随時報告することで、上司からの指示や助言が可能になる。上司からのフィードバックを通じて、営業戦略の改善を図る。
- 外出先での利用
スマートフォンを活用して情報確認や、「スケジューラ」連携による次の商談予定登録ができる。外出先や移動中でも対応が可能になる。