法人向けソフトウェアパッケージ、クラウドサービスを提供するハンモックは、クラウド型名刺管理・営業支援ツール「ホットプロファイル」を活用する名港海運の事例を公開した。
事例概要
名港海運は1949年の設立より、名古屋港を拠点とする港湾運送事業を中核とした総合物流企業。国内50拠点・海外10カ国33拠点に拠点を置く国際複合一貫輸送体制を構築しており、海上貨物のみならず中部国際空港等の空港にも拠点を置くなど、陸・海・空のあらゆる輸送ニーズに対応。また名古屋港周辺地域で最大規模となる約50万㎡の倉庫群を保有している。
多業種にわたる多くの顧客企業を抱える名港海運では、働き方改革の一環として、社員の生産性を高める必要が生じていた。このような経緯から、名刺による顧客データベースの構築はメリットが大きく、強力な営業支援につながると考え、ホットプロファイル導入に至った。
導入以前は、各営業職が個々に顧客を担当しており、横連携はあまり意識されていなかった。導入後は、社内の人脈が可視化されたことにより営業担当同士の重複もなくなったほか、顧客との過去の折衝記録を閲覧できるため、異動・退職の際の情報の引継ぎも楽になったという。さらに、Webトラッキング機能を使った新規取引先の開拓や営業マインドの醸成への活用を考えており、営業活動の可能性が広がったという。
2023年7月より、輸入と輸出に分かれていた部門を統合したうえで「営業部」に改称するという組織改編を行った名港海運は、会社資産となった名刺情報が、情報共有ツールとして有効に機能することを期待している。
「ホットプロファイル」について
名刺管理・営業支援ツールのホットプロファイルは、「新規開拓」「名刺管理」「営業支援」まで受注に必要な営業プロセスをワンストップで実行し、顧客データを活用した効果的な営業施策を実現可能にする。営業とマネジメント層どちらにも必要な情報をそろえ、営業の生産性向上と売上向上に寄与する。