グレープシティは、Salesforce AppExchange上で「RaySheet」を更新し、音声解析AI電話「MiiTel」との連携を開始したことを発表した。これにより、RaySheet上の電話番号からワンクリックで通話発信が可能になるなど、コール前の履歴確認・コール後の次回アクション登録までの情報管理をRaySheet上で実施できるようになる。
RaySheetは、Salesforceの情報をExcelライクな画面で編集・管理できるSalesforce AppExchangeアプリ。一括入力や一括編集、ピボット集計までExcelの操作性で再現することで入力負荷を軽減し、Salesforceの定着をサポートする。
一方MiiTelは、通話履歴の自動記録、顧客情報のリアルタイム表示、通話録音や再生、クリックツーコールといった機能を持つ音声解析AI電話。今回の連携開始により、MiiTelの機能をRaySheetの画面で操作することが可能になった。
たとえば、RaySheet上でSalesforceの取引先責任者リストを表示し、電話番号をクリックするだけで、MiiTelを介して通話を開始することが可能。また、通話履歴や録音データを顧客情報とともにRaySheetの一覧上で整理して表示できるようになる。顧客対応や情報管理をExcelライクな画面で完結できることで、Salesforceの活用によるインサイドセールス業務効率化に貢献する。