ACESは、商談解析AIツール「ACES Meet」において、IP電話であるZoom PhoneおよびDialpadとの連携が近日中に可能になることを発表した。Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsといったウェブ会議サービスに加えIP電話との連携が可能になったことで、インサイドセールス部門からフィールドセールス部門まで商談情報を横断的に集約し管理することが可能になる。
ACES Meetについて
会議をDXし属人的なコミュニケーションに依存した働き方を解消するAIソフトウェア。オンライン会議の準備から、記録・書き起こし・分析・共有を独自開発のAIが自動で行い、簡便にチームに共有することで、会議の一連の流れをデジタル化する。また、AIが自動で会議の定量化や要点抽出を行うことで、社内の知見やノウハウを蓄積できる。
2023年3月には、独自に開発したアルゴリズムと、OpenAIが提供するChatGPTを組み合わせた「AIまとめ」機能をリリースした。
連携の概要
ACES Meetにおいて、IP電話であるZoom PhoneおよびDialpadとの連携が可能になった。これにより、IP電話でも通話内容の書き起こしが可能になり、通話内容はAIによってまとめられるようになる。
本連携により、インサイドセールスからフィールドセールス、カスタマーサクセスまで業務横断的にカバーし、セールス・イネーブルメントを加速させることが期待できる。
IP電話とACES Meetの連携でできること
- 記録:通話内容が話者ごとに書き起こされ、自動で記録を残せるため電話中のメモが不要に
- 共有/連携:通話内容のAIまとめ+議事録テンプレートで容易にほかのチームに共有でき、工数削減に寄与する
- 分析/育成:通話内容のトークスキル解析で育成や分析にも利用可能