マーケティング・営業DXツール「SENLEN」を提供するCIは、ChatGPTを知っているBtoB営業職109名を対象に「BtoB営業職のChatGPT活用に関する実態調査」を実施。その結果を発表した。
調査結果
ChatGPTの台頭にどのような見解をいだいているかたずねたところ、31.2%が「とても肯定的」、55.0%が「やや肯定的」と回答。計86.2%がChatGPTの台頭に「肯定的」と回答した。
Q1で「とても肯定的」「やや肯定的」と答えた回答者に、ChatGPTの台頭に肯定的である理由をたずねた。その結果、「自分が発見できない提案に気づける可能性が高いから」(50.0%)がもっとも多くなり、「資料作成等の手間が省けると考えられるから」(47.9%)、「業務効率が上がると考えられるから」(45.7%)と続いた。
ChatGPTの台頭に肯定的である理由(自由回答・一部抜粋)
(Q2で「わからない/答えられない」以外を選択した回答者)
- 41歳:俯瞰的知見が入手できる。
- 49歳:より客観的な見方ができる。
- 37歳:時間を捻出出来る。
- 46歳:余計な事務作業の時間短縮につながる。
- 45歳:効率が上がりそう。
- 35歳:知らないことを簡単に説明してもらえるから。
- 35歳:ツールとして便利に使いこなせればいいから。
Q1で「やや否定的」「とても否定的」と答えた回答者に、ChatGPTの台頭に否定的である理由をたずねた。その結果、「責任の所在がないから」(46.7%)がもっとも多くなり、「秘匿性・機密性の高い情報の取り扱いに不安を感じるから」(40.0%)、「ChatGPTを使うことで『手を抜いている』と感じられるかもしれないから」(33.3%)と続いた。
ChatGPTの台頭に否定的である理由(自由回答・一部抜粋)
(Q4で「わからない/答えられない」以外を選択した回答者)
- 53歳:自分で考える力がつかない。
- 48歳:情報操作されたデータのみが出てしまうリスク。
- 60歳:イレギュラーな対応がどこまでできるかで、却って煩雑になる恐れがある。
- 61歳:そもそもちゃんと答えを得られない。
- 42歳:AIに不正防止の概念が、あるかどうか不安。
ChatGPTは、BtoB営業において有効になってくると感じるかたずねたところ、33.9%が「非常にそう感じる」、50.5%が「ややそう感じる」と回答。計84.4%が、「ChatGPTはBtoB営業において有効になってくると感じる」と回答した。
Q6で「非常にそう感じる」「ややそう感じる」と答えた回答者に、ChatGPTはBtoB営業のどのような場面で有効になってくると感じるかたずねた。その結果、「提案準備資料の作成」(60.9%)がもっとも多く、「情報収集と要約」(48.9%)、「提案時のコミュニケーション」(41.3%)と続いた。
BtoB営業を行う際に現在ChatGPTを活用しているかたずねたところ、13.8%が「よく活用している」、33.0%が「たまに活用している」と回答。計46.9%が、現在BtoB営業を行う際にChatGPTを活用していることが明らかになった。
ChatGPTを活用する上で意識していること(自由回答・一部抜粋)
(Q8で「活用している」と答えた回答者)
- 45歳:守秘義務の遵守。
- 46歳:個人情報の流出。
- 45歳:必ずしも正しい情報ではないこと。
- 53歳:多くの質問をして精度をあげ、より客観的なものにする。
- 36歳:表示される内容が正しい情報かどうかは念のため確認している。
- 59歳:なるべく具体的に質問し、しっかり内容をチェックする。
- 27歳:あまりそのまま原文を使わずに、自分で資料提出する際にはアレンジすること。
調査概要:BtoB営業職のChatGPT活用に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年4月18日~同年4月19日
有効回答:ChatGPTを知っているBtoB営業職109名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない。