経済情報プラットフォーム「SPEEDA」は、競争環境の変化をとらえる情報共有に特化した新プラン「SPEEDA Teams」の提供開始を発表した。
SPEEDA Teamsは、自社の経営方針に紐づくニュース等をリアルタイムで共有し、経営と現場の一体化を促進するプラン。顧客起点でスピーディーに変化へ適応する「アジャイル経営」の情報基盤を構築できる。リアルタイムに共有できる経済情報は、競合企業にかかわるニュース、注目トレンドに対する専門家のコメント、所属する業界のM&Aなど。ファーストリリースでは、自社の経営方針に紐づくニュースと専門家のコメントについて、同一企業内の契約ユーザー同士で共有する機能を実装する。
経済情報を自社の経営方針に紐づけて共有することで、競争環境の変化に対する社内の共通認識を形成。「現場起点/顧客起点での変化への適応」と「トップの経営方針の全体への速やかな浸透」の両方を可能とし、経営と現場の一体感を実現する。これにより、アジャイル経営の実現を支援するとともに、個々人の働きとパーパス実現がつながっているという「働きがい」をビジネスパーソンへ広めていく。
東日本電信電話 ビジネスイノベーション本部 第二バリュークリエイト部 担当部長 植木伸通氏のコメント
DXやCXの推進、SDGsへの対応等企業を取り巻く環境が大きく変化するなか、お客様に常に価値を提供しご愛顧頂くためには、各営業担当者が常に社会の動向を把握し、お客様の課題解決のお手伝いをさせて頂く事が非常に重要になってきていると痛感しています。
一方で、価値ある情報を定常的に収集するには技術やリテラシーも必要なため、質の高い情報をクイックに把握し活用できるサービスを探していたところ、SPEEDA Teamsの話を伺い「これだ!」と感じて導入を決めました。
実際に活用を始めて、日々更新される情報の厚みには驚きを隠せませんし、お客様への提案内容の検討にも大変役立っていると感じます。また、運用開始にあたって我々が必要な情報の整理など運用面でのサポートもいただき、サービス/サポート両面での価値を感じております。
これからSPEEDA Teamsをフルに活用して情報収集と活用を日々行う風土の定着化を図るだけでなく、営業が自ら主体的にリサーチし、お客様に価値提供ができる体制を強化していきます。
SPEEDA Teamsにはそういった、営業担当者や事業に携わる方必携のツールになることを期待しております。
ユーザベース(SPEEDA/MIMIR) プロダクトマネジメントチーム 中山友弥氏のコメント
SPEEDA Teamsは、日々の業務に追われてなかなか時間が確保できない、リサーチの経験があまりないなど、さまざまな理由で情報に触れる機会をつくれなかった方でも、多様な情報を自身の業務に密接にリンクさせ、より研ぎ澄まされた示唆を得てアクションを起こせるプランです。
私はこれまで、コンサルタントや経営企画の業務を経験してまいりました。経営層と事業推進の現場の間に起こる情報ギャップは、一体化した事業推進体制の構築を妨げるほか、会社が大きくなるほど状況を指数的に難しくすることを肌身で感じました。今回のプラン提供によって、かつての自分と同じもどかしさを持った方々のお悩みを解消し、「誰もがビジネスを楽しめる」社会への変革に貢献していきます。