ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する、ビジネスへのAI活用を推進するサービスブランド群「NURO AI」は、全国の中小企業で働く1,033名を対象に、「全国中小企業のDX進捗」に関する調査を実施した。
調査概要
- 調査対象：中小企業（従業員数20～100人）で働く全国の男女1,033人
- 調査期間：2022年9月9日〜13日
- 調査方法：インターネット調査
調査結果
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IT化の推進は二極化傾向 約4割の企業でIT化が進まず
調査対象者が勤務する企業のIT化進捗を5段階で調査した結果、「全体的に進んでいる（11.6％）」と「大半の部署で進んでいる（14.6％）」を合算した「IT化推進企業」と、「1、2部署で進んでいる（14.8％）」と「計画段階にある（19.8％）」を合算した「IT化導入企業」をまとめると6割以上（60.8％）となった。一方、「全く進んでいない」と回答した「IT化未導入企業」は約4割（39.2％）となり、二極化の傾向が見られた。
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IT化の進捗が業績や給与に影響を与える可能性
調査した企業において、コロナ前（2019年度）と調査時点（2022年9月）の「企業の業績」や「収入」を比較すると、「IT化推進企業」では、34.7％が業績向上、26.2％が給与増加したのに対し、「IT化未導入企業」では15.1％が業績向上、13.1％が給与増加という結果に。これらの数値にはIT化推進以外の要因も関係していると思われるが、IT化が進んでいる企業とそうでない企業で差が見られる結果となった。
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IT化が進んでいない企業は「IT迷子」状態になっている可能性
また、「IT化未導入企業」のうち約5割（48.4％）が、IT化推進に必要な支援策がわからないと回答し、「IT迷子」の可能性があるということがわかった。
※引用元：「NURO AI」を展開する「ソニーネットワークコミュニケーションズ」調べ
