CData Software Japanとスマートスタイルは、SaaS/DBデータをデータ分析基盤に統合するデータパイプラインツール「CData Sync」が、同期先としてOracle Autonomous Databaseに対応したことを発表した。
あらゆる業種・規模の企業において、業務データの分析利用が求められている。しかし企業の業務データはSaaS・クラウド・オンプレミスに分散し、データ収集・データ整備に多くの時間やリソース負荷がかかっている。
このような背景から、今回、CData Syncのデータの同期先としてOracle Autonomous Databaseが利用可能となった。Oracle Autonomous Databasは、Oracle Cloud Infrastructureで提供されるデータベース管理を必要としない自律型データベース。分析処理に最適化されたクラウド・データベース・サービスで、コンピューティングとストレージを自動的にスケーリングして高速クエリパフォーマンスを実現する。
Salesforce、Marketo Engage、Dynamics 365、NetSuite、SAP、kintoneなどのSaaS/アプリケーションの業務データをノーコードでOracle Autonomous Databaseへ収集することが可能。データ収集・データ整備のコスト・時間を削減し、リソースをデータの活用に集中させることで、企業のDXを後押しする。
SaaSデータ同期の3ステップ
- データソースの設定
- 同期先としてOracle Autonomous Databaseの設定
- レプリケーションジョブの設定
実現するシナリオ
シナリオ1:
オンプレミスやクラウドのOracle DatabaseのデータをクラウドのOracle Autonomous Databaseに差分更新でレプリケート
シナリオ2:
Oracle Sales、SalesforceなどのCRM、Oracle Eloqua Marketing Automation、Marketo EngageなどのMA、Oracle ERP Cloud、NetSuite、SAPなどのERPのデータをDWHであるOracle Autonomous Databaseに統合し、顧客データの360度分析を実現