SCSKは、SAP S/4HANAを中核に社内外のあらゆるデータを速やかに統合するデータ活用基盤「Add-Value for Insight」の提供を開始することを発表した。経営層から工場や営業といった現場の従業員まで、誰もがタイムリーにデータを活用する「データドリブン経営」の実現を支援する。
Add-Value for Insight概要
Add-Value for Insightは、インフォマティカ・ジャパンのデータ管理ソリューションとGoogle Cloudを組み合わせたデータ統合プラットフォーム。SAP S/4HANAを中心とする基幹システム「SoR(Systems of Record)」と、CRMなどの顧客接点を担うシステム「SoE(Systems of Engagement)」のデータをシームレスに連携・統合し、インサイトを得るための分析活動を支援するデータ活用基盤「SoI(Systems of Insight)」である。
さまざまな形式のデータを収集・抽出・変換・格納し、それらのデータをカタログ化する。社内に散在するすべてのデータを一元管理することで、企業のDXを妨げる「データのサイロ化」を解消。データの収集と加工に要する時間を短縮し、全社横断的にほしいデータを見つけ、分析・活用することが可能となる。