インタラクティブソリューションズは、2022年9月28~29日に開催された製薬業界向けロイターイベント「Pharma Japan 2022」において、教育効果を最速化する「リアルタイム評価機能」の提供を開始することを発表した。
昨今、コロナ禍によって顧客への訪問・面談の機会減少およびオンライン面談への移行が加速。上司が部下の面談に同行し指導する機会の減少や、MRのコミュニケーション能力低下が懸念されている。またリモートワークの推進により、社内でのコミュニケーション手段も変化した。一方、コロナ禍においても医療従事者は有益な情報を着実に得ることを望んでおり、製薬企業はMRを含む社内人材の能力を「多忙でも情報交換したい」と思わせるレベルにまで高める必要に迫られている。このような背景を受けて、インタラクティブソリューションズは、リアルタイム評価機能を開発した。
リアルタイム評価機能の特徴
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主観評価と客観評価を同時に得ることができる
- 主観評価:視聴者が参加したかたちで、オンライン面談を共通のチェックシートを用いて評価することが可能。20社以上のMR研修に関わったオフィス・ミヤジン 代表取締役 宮本研医師(総合内科専門医・腎臓専門医・透析専門医)が監修し、各企業の課題を踏まえて、医師視点での評価を追加する。
- 客観評価:5,000人分の営業担当者の音声認識を行った実績と発話データをもとに評価
- オンライン面談終了後、直ちに、複数の面談の面談ごとのレポートを作成
- 音声認識から、会話内容の加点・減点方式による納得度評価
- 全社レベルでの評価結果と個々の発話内容を確認できる
- 発話内容と評価点に対して、専門医の評価・コメントを追加することが可能
インタラクティブソリューションズ 代表取締役 関根 潔氏のコメント
営業活動がハイブリッドに大きく変化しました。このような大きな環境変化の中では、クライアントとの限られた面談時間の有効活用が求められると同時に、クライアントからの質問への即応性が営業活動を成功に導く鍵となります。私たちは、音声認識・AIでの教育データ利活用から営業活動ログであるビッグデータの解析、BIを用いたダッシュボードで一気通貫に解析するプラットフォームInteractive-Proを自社開発で提供しています。ロールプレイを客観的に見直し、伝わる説明力を身に着けるきっかけにしていただければ幸いです。