cotreeは、Z世代からベビーブーマー世代までの働いている男女1,000名を対象に「世代別のメンタルヘルスケアに関する実態調査」を実施。その結果を発表した。
調査概要
調査期間:2022年7月27日~2022年8月3日
調査方法:インターネットリサーチ
有効回答数:全国の18~76歳までの働いている男女1,000名(年齢ごとに大きく4つの世代に分け、男女ごとに均等割付 ※調査時の年齢を基準とする)
- Z世代(18歳~27歳):250名(男性125名/女性125名)
- ミレニアル世代(28歳~42歳):250名(男性125名/女性125名)
- ジェネレーションX(43~57歳):250名(男性125名/女性125名)
- 新人類・ベビーブーマー(58~76歳):250名(男性125名/女性125名)
※構成比の数値は小数点以下第2位を四捨五入しているため、個々の集計値の合計は必ずしも100%とはならない場合がある。
調査結果
仕事・キャリア、自分自身、家族いずれかの悩みがあるかたずねたところ、全体の75.0%が「ある」と回答。世代別では「Z世代女性」(87.2%)がもっとも多くなった。
仕事や生活に関する不安やストレス・悩みについて、誰かに相談するかたずねた。「頻繁にする」(12.4%)、「ときどきする」(39.3%)の計51.7%が「相談する」と回答。世代別では「ベビーブーマー世代男性」がもっとも低くなった(「頻繁にする」3.2%、「ときどきする」15.2%)。
カウンセリングを受けた経験があるかたずねたところ、全体の34.8%がカウンセリングを受けた経験があることが明らかになった。世代別では「Z世代女性」(52.0%)がもっとも多くなった。
メンタルヘルスケアにかかる費用を負担に感じるかたずねた。「大いに負担と感じる」(22.7%)、「どちらかというと負担に感じる」(40.0%)の計62.7%が「負担に感じている」と回答した。世代別では「ジェネレーションX女性」がもっとも多くなった(「大いに負担と感じる」32.8%、「どちらかというと負担に感じる」39.2%)。
勤務先が福利厚生としてカウンセリング費用を負担した場合、カウンセリングをより活用したいと思うかたずねた。「とても活用したい」(10.0%)、「どちらかというと活用したい」(30.5%)の計40.5%が「活用したい」と回答。男女共に若年層ほど「活用したい」と回答する割合が多い傾向が見られ、Z世代男性では計51.2%、Z世代女性では計53.6%が「活用したい」と回答した。