マイナビが運営する総合転職情報サイト「マイナビ転職」は、2022年に新卒入社した男女(新入社員)800名を対象に実施した「2022年新入社員の意識調査」の結果を発表した。
- 調査概要:マイナビ転職「新入社員の意識調査」
- 調査期間:2022年6月17日(金)~6月20日(月)
- 調査方法:2022年卒の新入社員を対象にウェブ調査を実施
- 調査主体:株式会社マイナビ(パネル提供元:外部調査会社)
- 有効回答数:800名(内訳:22歳~23歳の男性400名、女性400名)
調査結果
今の会社であと何年働くと思うか新入社員にたずねたところ、28.3%が3年以内に、51.0%が10年以内に退職を予定していることが明らかになった。
今の会社で働き続けると思わない理由をたずねたところ、男性では「転職でキャリアアップしていきたいから」(33.9%)、「色々な会社で経験を積んでいきたいから」(31.7%)、「給料がいまいちだから」(29.4%)の3つが、女性では「ライフステージに合わせて働き方を変えたいから」(43.6%)、「給料がいまいちだから」(26.0%)、「色々な会社で経験を積んでいきたいから」(22.9%)の3つが上位にあがった。
今の職場は働きがいがある職場と言えるかたずねたところ、65.0%が「働きがいがある」と回答した(「とても働きがいがある」「働きがいがある」の合計)。
どのような職場であれば働きがいを感じるかたずねた。「自身の成長を感じる職場」(55.6%)がもっとも多く、「誰かの役に立てたと感じる職場(49.8%)」が続いた。
現在の職場の状況についてたずねたところ、「誰かの役に立てたと感じる」が21.5%で理想と現実のギャップが28.3pt、「自身の成長を感じる」が29.0%で理想と現実のギャップが26.6pt生じていた。
働きがいを感じられていない新入社員は勤続意向が短い傾向があり、63.9%が3年以内に、74.5%が10年以内に退職する意向があると回答した。一方、働きがいを感じている新入社員においても、定年まで勤続意向がある割合は22.5%となった。
テレワークをしている新入社員は19.1%で、前年(24.3%)から5.2pt減少した。
テレワークが廃止された場合、今の会社で働き続けるかたずねた。51.3%が「テレワークが廃止されても働き続ける」と回答した一方、23.0%が「テレワークできる会社に転職する」と回答した。