セールスフォース・ジャパンは、日本市場において製造業向けプラットフォーム「Manufacturing Cloud for Service」の提供を開始したことを発表した。
Manufacturing Cloudは、販売計画や取引先販売予測、目標設定、リベートマネジメントなど業界固有の機能を標準機能として備える製造業向けプラットフォーム。カスタマーサービスの自動化や、顧客を中心としたオペレーションの全社管理を可能とすることで、カスタマーサービスを起点とした予測精度の向上・透明性の高いビジネス運営に貢献する。
Manufacturing Cloud for Serviceの主な機能
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カスタマーサービスのプロセス自動化による業務効率の向上
製造エコシステム全体のワークフローを自動化。カスタマーケースの迅速な解決や、顧客のコンテキスト情報を用いたプロセス自動化の促進に寄与する。
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サービスパーツ予測フレームワークによる予測精度の向上
インストールベースやサービス消費量など、数量と需要を総合的に予測する体制を構築できる。また、作業指示や保証リクエストといったカスタマーサービスデータの分析・部品工場への情報提供が可能。アフターセールスにおける収益性向上が期待できる。
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顧客の声(VOC)の活用
アンケート機能により、顧客との関係構築におけるあらゆる段階でフィードバックを取得可能。カスタマーエクスペリエンスと製品戦略の改良に貢献する。