ウイングアーク1stは、受発注や請求書の送受信から管理まで一括運用する「invoiceAgent電子取引」の提供を開始した。
invoiceAgent電子取引は、取引先にinvoiceAgent環境を設置することで取引文書の一括運用が実現できるほか、同サービス以外の電子メールや他社サービスで受け取った文書も一括管理できるプラットフォーム。帳票電子化関連サービスの多様化による業務効率低下を解決するツールとして、提供が開始された。同サービスのユーザーおよび取引先ともに、電子帳簿保存法やインボイス制度への対応を促進できる。また受け取り側である取引先も、無償で利用することが可能。
「invoiceAgent電子取引」の主な特長
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取引文書の配信・受信から保管まで、ひとつのプラットフォーム上で完結
- 配信・受信・保管ツール等を個別に用意する必要がなくなる。
- 使用中のシステムや帳票フォーマットを変えることなく、PDF形式での帳簿の電子化が可能
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電子帳簿保存法の電子取引要件に対応
- クラウド上で配信、受信、文書管理が完結でき、各履歴も管理される。タイムスタンプが付与されていない場合でも事務処理規定が不要となり、取引先に電子保管のための手段を用意してもらう必要がなくなる。
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複数の取引先からの文書を1ヵ所で受信・管理可能
- 法人番号をベースとした取引先管理により、各企業に私書箱が設置されてやりとりが行われることで、1ヵ所での受信、管理が可能。
- インボイス制度への対応として、取引先における適格請求書発行事業者の登録状況を同サービス内で確認可能。
このほか、取引先が電子帳簿保存法に対応できる電子保管環境の提供や、非定型AI OCRによるデータ化などの機能を実装。電子インボイスの国際規格であるPeppol経由でのデータ送受信を可能にする機能強化や、さまざまなサービスとの連携も予定している。2023年2月期までに500~600社の導入を目標とし、帳簿の最適化実現およびビジネスを加速させる電子帳票プラットフォームの提供を目指す。