大塚商会、NEC、dotDataは、データサイエンスプロセス全体を自動化するAIソフトウェア「dotData」について、中堅・中小企業向けに価格・構成をおさえた「dotData Lite」を開発し、販売を開始したことを発表した。中堅・中小企業のお客様が自らデータ分析可能となり、データドリブンな経営に貢献する。
DXの波を受けた企業の急速なデジタル化推進にともない、AI活用への期待値は年々増加傾向にある。その反面、多くの企業にとってAI活用における高度なスキルを要するデータサイエンティストの育成は困難であり、外部の専門家に分析を依頼する場合は相当な費用が必要とされる。
こうした背景を受けて、3社はdotDataを活用して大塚商会が顧客の各種経営指標を分析する「大塚商会dotData AI分析サービス」を共同開発し、本年6月に大塚商会から販売開始した。今回は「データ活用のプロセスを内製化したい」顧客からの要望を受けて、ユーザ体験は同等のまま価格・構成をおさえた「dotData Lite」の開発・販売に至った。