セールスフォース・ドットコムはスタートアップ企業のビジネスを支援する「第1回 Salesforce スタートアッププログラム」に4社が採択されたことを発表した。
同プログラムは、スタートアップ企業のより加速度的な成長を支援することを目的に今年度から開始した取り組み。社会課題の解決や社会変革を主導するBtoB SaaSプロダクトを持つスタートアップ企業を対象に募集を行い、多数の応募の中から書類選考やSalesforce Venturesとの面談を経て採択企業4社が選定された。
同プログラムの実施期間である2021年10月から12月までの3ヵ月間、セールスフォース・ドットコムは事業運営で培った知見やノウハウ、Salesforce製品の無償提供を通じて、採択企業の事業のブラッシュアップや営業スキルの向上、組織体制の構築を無償で支援する。
採択企業紹介 ※順不同
KiZUKAI/サービス名:「KiZUKAI」
国内サブスク市場は2023年までに1.4兆円となる急成長市場。今後さまざまなサービスがサブスク化していく中で、“解約率“への取り組みは最重要テーマ。しかし解約率の改善の実態はまだ手探りの企業多く、そのボトルネックとなっているのがデータ活用。KiZUKAIを利用すれば、すぐに活用できる形で顧客データを収集・蓄積し、顧客分析を自動化。複雑な顧客データの活用を民主化し、顧客ロイヤリティの向上を支援する。
Rockets/サービス名:「LEADPAD(リードパッド)」
LEADPADはBtoB事業向け顧客開拓プラットフォームです。顧客開拓の管理はEXCEL/スプレットシートで行うと、時間が経つにつれて管理ができなくなり、蓄積した「資産としての情報」を失うことになります。LEADPAD(リードパッド)では、企業データベースから営業リスト作成、営業代行や活動ログ、SFAへの自動連携、分析レポートまでもがEXCEL/スプレットシートなしで完結します。
エーアイセキュリティラボ/サービス名:「AeyeScan」
SaaS・ウェブサービス等の安全性を確認する脆弱性診断は、これまで人の手(手動)による実施が必要だった為、人員不足による早期実施や調整負荷増加、リリース頻度上昇や規模拡大によるコスト増加が課題でした。AeyeScanは、AI・RPA 等の活用により脆弱性診断業務を自動化し、いつでも誰でも簡単・高精度な診断を実現した、SaaS型 ウェブ アプリケーション脆弱性診断ツールです。
estie/サービス名:「estie pro」
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