アドビは本日、リアルタイムのインサイトを活用してパーソナライゼーションを実現する統合オムニチャネル ジャーニーオーケストレーションツール「Adobe Journey Optimizer」を国内で提供開始することを発表した。
カスタマージャーニーがより複雑になる中、顧客プロファイルをチャネルごとに異なるツールで管理する企業は少なくない。手動でのオーディエンスセグメント設定は手間と時間がかかり、顧客とのコミュニケーションに統一性がなくなるだけでなく、リアルタイムでのコミュニケーションが困難という課題があった。
同ソリューションは、業界で初めてCDP(Customer Data Platform)「Adobe Experience Platform」と、メール配信やプッシュ通知などのコンテンツ設計から配信管理を行う「顧客エンゲージメント機能」を統合したサービス。個々のキャンペーンを管理するだけでなく、オンラインの顧客行動をリアルタイムで反映することが可能になるほか、顧客プロファイルとオーディエンスセグメントを一元管理し、大量配信からOne to Oneのコミュニケーションまでのカスタマージャーニーの統合管理の一元化を実現する。
Adobe Journey Optimizerの特徴
- 単一アプリケーションでインバウンドの情報とアウトバウンドのエンゲージメントを統合
- 最新の顧客状態をシングルビューで提供 行動予測を通じてパーソナライズ化を実現
- AI・機械学習を活用したオーダーメイド顧客体験の自動化
- コンテンツソースをまとめ、チャネルに直接接続