堀場製作所は、2019年1月より、在宅勤務制度を拡充した「Good Place勤務制度」(テレワーク制度)を国内グループ全社に導入。
同社は、ダイバーシティを推進する「ステンドグラスプロジェクト」を2014年に発足し、労働時間の削減や有給取得率の向上など、全従業員が働きやすい職場づくりをめざしてきた。その活動の一環として、「カエル会議」、現場メンバーによるワーキンググループ活動、全社ダイバーシティ意識調査を継続して実施し、その活動の中で社員から働き方の柔軟性に対する要望が多く挙がったことから、従来の在宅勤務制度を拡充し、「Good Place勤務制度」として新たに導入することになった。
本制度の導入により、育児や介護の事由にかかわらず、また就業場所も居宅にとらわれることなく、生産性と効率化を高めるための手段としてのテレワーク制度を実現したとのこと。
なお、時間の柔軟性に関しては、2005年より導入した短時間勤務制度をよりフレキシブルに利用できるよう、2016年に「Good Balance勤務制度」として再導入している。