アイスマイリーはアナログの書類や帳票をデジタルに変換する104種類のOCRツールをまとめた「AI-OCRカオスマップ」を公開した。
OCRとは、Optical Character Recognitionの略で、日本語では「光学的文字認識」と呼ばれている。紙媒体に印刷された文字や手書きの文字などを読み取り、コンピューター上で利用可能な情報にデジタル化するツールを指す。紙媒体の文字情報を読み取り、変換することでWordやExcelなどのソフトで編集が行えるようになるメリットがある。
近年では、OCRにAI・人工知能を組み合わせたAI-OCRが主流に。「文字枠を設けなくても正確に読み取ることができる」という点が特徴として挙げられ、「機械学習」や「深層学習(ディープラーニング)」を行っていくため、あらかじめ決められたルールに則って文字を読み取るのではなく、過去に蓄積された学習データに基づいてルールを見出し、文字の読み取りが行われていく。