リコーは、請求書の業務プロセスをデジタル化し、中小企業の生産性を革新するクラウドソリューションとして「RICOH Cloud OCR for 請求書」を2019年1月30日に発売。
「RICOH Cloud OCR for 請求書」は、リコー独自の帳票解析技術と画像処理技術を搭載した AI(人工知能)により、請求書に記載された請求日、請求元会社名、請求金額などの情報を自動認識し一括データ化することが可能に。
データ化した請求書情報と入力した仕訳データをCSVファイルに出力し、会計システムと連携することが可能なため、これまで請求書の内容を確認しながら手作業で行っていた入力業務の手間や時間を大幅に削減できる。また、銀行支払いシステム等への入力も大幅に削減できるため業務のスピードアップにも貢献する。
本製品は、「クラウドプラットフォーム RICOH Smart Integration」のアプリケーションとして新たに追加するもの。2018年10月5日に提供開始した、OCR結果の確認・修正をリコーが行う「RICOH Cloud OCR for 請求書 +BPO サービス」に加え、より手軽に導入したい顧客向けに「RICOH Cloud OCR for 請求書」を新たなラインアップとして追加する。
AIの搭載により、事前の帳票定義をしなくても自動的に必要情報を抽出することが可能となったことで導入費用がかからないほか、小ロット100枚からの月額(従量)課金を採用している。