リンクは、カスタマーサクセス活動支援システムとして国内初となるAI解約予測機能を搭載した「CustomerCore」の新しいバージョンの提供を開始した。
近年、SaaSなどのサブスクリプション型サービスを中心に、多くの企業で 「LTV」が課題となっている。LTVの最大化には「解約リスクのある顧客」の特定が重要であるが、そうした兆候を把握することは難しく、営業やカスタマーサクセス担当者の経験則に成果が左右される側面があった。こうした課題を踏まえて、同社はAIが顧客の解約リスクを自動で予測する機能を開発し、CustomerCoreの新バージョンをリリースした。
同機能では、対象となるサービスの利用状況にまつわるデータや過去の請求データなどをAIが多次元的に分析し、解約リスクを3段階で判定する。アプローチ先の検討時に同機能の判定結果を活用することで、より効率的な顧客アプローチの実現に貢献する。
AI解約予測機能の詳細
1. 解約リスクのレベルを高/中/低の3段階で表示
2. 解約リスクの判定結果をアラート通知の条件として設定することが可能
3. ダッシュボードに担当別と契約区分別(ハイ・ロー・テックタッチ等の区分)の解約リスク判定数を表示
4. 契約詳細画面に解約リスクの推移グラフを表示