広島テレビ放送は、働き方改革の業務改善に役立てるため、単純作業を自動化する技術、RPA(Robotic Process Automation)を用いた業務支援ロボットソフトウェアを、NTTドコモの協力を得て今月から放送局向けに販売を開始する。
主に管理部門の業務の中に存在する単純作業の手順をパソコン上でロボットに記憶させ、自動でデータ収集や集計作業、表作成などを効率よく行う。定型業務の省力化によって生じた余力を、本来の判断業務や創造的な業務に注ぐことで、労働生産性を高め、ワーク・ライフ・バランスの推進に役立てることが目的。
ソフトウェア(WinActor)本体には、広島テレビが開発した放送局で汎用性の高い業務のプログラムが複数付属しており、導入から運用まで広島テレビがサポート。導入期間も体験期間を含めて2~3か月と比較的短く、勤怠や財務等のシステム改修に比べて低コストとのこと。