UNIASが、人材紹介会社に勤務している会社員や経営者を対象に、コロナ禍前後での人材紹介業界の変化に関する調査を実施した。
売上が「減少した」「大きく減少した」は計6割以上
2020年と2021年1月での自社の売上変化に関して尋ねると、「大きく減少した(~80%)」が16%、「減少した(81%~95%)」が46.3%と、回答した人材紹介会社の6割以上が「売上が減少した」旨を回答した。
求人保有件数・求職者保有件数ともに、4割~6割が「減少」
紹介可能求人案件数の変化を尋ねると、「求人件数が大きく減少した(~80%)」が22.5%、「求人件数が減少した(81%~95%)」が42.8%と、6割以上で求人件数の減少したことが明らかに。
求職者数の変化を尋ねる設問では、「求職者の数が大きく減少した(〜80%)」が15.6%、「求職者の数が減少した(81%〜95%)」が31.6%と、求職者数が減少した、という回答は約半数であった。
もっとも難易度が上がった業務は「求人案件獲得業務」が最多の
「新型コロナウイルス流行以前と比較して、難易度が上がったと感じる業務を教えてください」と質問したところ、「求人案件開拓」が29.9%と最多く、次いで「求職者集客」が24.3%、「求人票作成・改善」が17.2%、「求職者面談」が16.9%、「日程調整」が6.2%、「推薦業務」が4.2%と続いた。
調査概要
- 調査期間:2021年1月18日〜19日
- 調査対象:人材紹介会社に勤務する会社員・経営者1,110名