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TISがマツリカのクラウド営業支援ツール「Senses」を導入 入力負荷・運用コストの低さが決め手に

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 TISインテックグループの中核企業であるTISは、営業活動のデジタル化推進を目的にマツリカのクラウド営業支援ツール「Senses」を導入した。

 

 同社では、営業が把握する現場情報を共有する仕組みが整備されておらず、新しいサービスやソリューションの開発、TISとしての価値提案に結びつけることが難しい環境にあった。また、新型コロナウイルス感染症収束後の企業のDX投資加速に備えて、マーケティング・営業のデータ基盤の強化と生産性向上も課題として抱えていた。

選定理由

 TISは、上記の課題解決にあたって以下の要件を満たすシステムとしてSensesを選定。

(1)営業現場の入力や使い勝手を主軸に設計された営業支援ツール

 TISが今回の導入で最優先の選定軸としたのは、実際にデータを入力し運用していく営業現場にとって「入力負荷や運用コストが低いこと」であった。同ツールは、直感的なUIや設定カスタマイズコストなど、他社のCRMツールと比較して運用工数が低いことが選定の決め手に。

(2)既存データ資産の活用、エンタープライズiPaaSツール「Workato」とのデータ連携

 Sensesの導入に合わせてWorkatoを導入することにより、営業現場が日々使うグループウェア「Microsoft365」や、マーケティングオートメーションツール「Eloqua」など、社内基幹システムとのデータ連携を実現。SensesがWorkatoなどのiPaaSツールと連携していることで、大規模な個別開発費用や開発期間が不要となること、そして即座に外部ツールや社内システムとの連携を実現し、業務フロー効率化に貢献する点も評価された。

(3)システムインテグレーター業界の新しい営業活動のモデルに

 TISは今回の導入を起点とし、営業支援ツール・マーケティングインフラを活用した営業DXを自社で推進し、縦割りで属人的な営業活動が主流のシステムインテグレーター業界で、「新しい営業活動モデル」の創出を目指す。顧客中心であり営業現場ファーストの思想をかかげ、営業の新しい働き方の創造を目指すSensesの思想と合致し、導入を決定した。

 TIS株式会社 執行役員  音喜多功氏のコメント

 システムインテグレーターという業種は、ベンダー企業のように提供する製品の性能に頼ることなく、お客様にビジネスパートナーとして幅広い価値と最適なソリューションを提供する必要があり、それには属人的な対応では限界があります。また私たちは、市場が望む製品やサービスを自ら開発し提供することもコミットしています。

 これらを実現させるには、部門や組織ごとに獲得してくる情報をいかにしてつなぎ、活用できるかが大きなポイントとなります。また新しく入ってくる情報だけではなく、今まで獲得してきた情報資産も、きっちりと連携して活用しなければなりません。そのためにはシステムの柔軟性とデータ入力負荷が低いという特性を併せ持ち、手軽に使え、誰でもDXの恩恵を受けられる手軽なシステムが必要です。

 Sensesには、社内のDXをより促進させ、当社がお客様への提供価値を持続的に向上していくための中心的なシステムとして機能してくれることを心より期待しています。

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