SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

  • 前回のSalesZine Dayのセッションの様子をレポート記事でお読みいただけます。

  • 過去開催時のイベントテーマをまとめてご覧いただけます。

直近開催のイベントはこちら!

企業の競争力を高める「営業DX」とは? 日本の営業組織の未来を探る powered by SalesZine

2024年4月18日(木)14:00~15:30

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

お申し込み受付中!

SalesZine ニュース

テレワーク経験ある管理職はコロナ禍に部下とコミュニケーション頻度高める意識 手段も多様化/アデコ調査

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
  • hatena

 総合人事・人財サービスを展開するアデコは、部下を持つ管理職を対象に、2020年4月発出の緊急事態宣言にともなうテレワークの実態について調査を行った。同調査では、テレワーク経験の有無による意識の差を明らかにするため、「2019年末までにテレワーク経験がある管理職(以下、テレワーク経験のある管理職)」300人と、「緊急事態宣言後に初めてテレワークを経験した管理職(以下、テレワーク未経験の管理職)」300人の、計600人を対象に調査を実施している。

 調査結果の詳細は、次のとおり。

「テレワーク経験のある管理職」のほうが緊急事態宣言下のテレワークで部下とコミュニケーションが取れたと回答

 緊急事態宣言下でのテレワークについて、「テレワーク経験のある管理職」の67.0%が、部下と十分にコミュニケーションを取ることができたと回答した。これは「テレワーク未経験の管理職」(52.7%)よりも約15ポイント高く、緊急事態宣言前のテレワークの経験の有無が部下とのコミュニケーションに影響していることがうかがえた。

「テレワーク未経験の管理職」はコミュニケーション時間減少 「テレワーク経験のある管理職」はコミュニケーション頻度増加

 緊急事態宣言下でのテレワークについて、部下とのコミュニケーションが増えているか、「時間」と「頻度」についてそれぞれ聞いた。

 「時間」について、「テレワーク未経験の管理職」の41.7%が「減った」と回答し、「増えた」(22.7%)よりも19.0ポイント高くなったが、「テレワーク経験のある管理職」では、「増えた」(30.3%)と「減った」(28.3%)はほぼ同じくらいにとどまった。

 「頻度」について、「増えた」と回答したのは「テレワーク経験のある管理職」(37.0%)の方が、「テレワーク未経験の管理職」(24.3%)より12.7ポイント高い結果に。

 緊急事態宣言下で、「テレワーク未経験の管理職」では部下とのコミュニケーションの「時間」が減った一方で、「テレワーク経験のある管理職」は部下とのコミュニケーションの「頻度」を高めていた傾向がうかがえる。

半数の「テレワーク未経験の管理職」のコミュニケーションはメール中心 「テレワーク経験のある管理職」のコミュニケーション手段に多様性

 緊急事態宣言下でのテレワークについて、部下とのコミュニケーション手段について、もっとも頻度高く利用したものは「メール」で、「テレワーク未経験の管理職」では約半数の49.0%となり、「テレワーク経験のある管理職」(38.0%)よりも10ポイント以上高い結果となりました。一方で、「テレワーク経験のある管理職」は、「オンライン会議」や「チャット」、「電話」の回答率は、「テレワーク未経験の管理職」よりもいずれも高く、「テレワーク未経験の管理職」と違って、さまざまな手段を選択していることがうかがえる。

「テレワーク経験のある管理職」半数以上がオンラインで部会や面談実施 「テレワーク未経験の管理職」とは15pt以上の差

 緊急事態宣言下でのテレワークについて、部下とコミュニケーションをとるための工夫を聞いたところ、「テレワーク経験のある管理職」でもっとも高かったのは「部会・課会(オンライン)」(62.3%)で、次いで「個別面談」(54.7%)でいずれも半数以上が活用していました。「テレワーク未経験の管理職」の回答と比較すると、ともに15ポイント以上の差となった。

 また、「テレワーク未経験の管理職」でもっとも回答が高かったのは「業務報告」(46.0%)で、それ以外の工夫については、「テレワーク経験のある管理職」よりも低い回答率となった。

「テレワーク経験のある管理職」半数は良かった点に「業務効率向上」回答 「テレワーク未経験の管理職」とは20ptのひらき

 マネジメントする立場でのテレワークを実施して良かったところを聞くと、ともにもっとも高かったのは、「部下のワークライフバランスがとりやすい」で、「自身のワークライフバランスがとりやすい」が「テレワーク経験のある管理職」の2位、「テレワーク未経験の管理職」の3位にあがり、ワークライフバランスに関する項目が上位にあがった。

 一方、「テレワーク経験のある管理職」の50.0%が回答した「業務の効率が上がる」は、「テレワーク未経験の管理職」では、30.0%となり、20ポイントもの差が出た。また、「テレワーク経験のある管理職」の3割近くが「部下の自立心が向上する」をあげたが、「テレワーク未経験の管理職」では17.7%にとどまり、12.3.ポイント差が出る結果となった。

「テレワーク経験のある管理職」は9割以上がテレワーク続けたい意向 「テレワーク未経験の管理職」は約7割にとどまる

 自身と部下について、今後もテレワークを続けたいか質問したところ、「テレワーク経験のある管理職」は「自身」「部下」がともに9割を越えた(ともに92.7%)一方で、「テレワーク未経験の管理職」は「自身」(75.0%)、「部下」(73.0%)ともに7割にとどまった。いずれもテレワーク意向が高いものの、「テレワーク経験」の有無で20ポイント近い差がつく結果となった。

緊急事態宣言下にテレワーク経験した管理職は「週2日以上のテレワークが最適」の考え

 テレワークの最適な頻度について質問したところ、「テレワーク経験のある管理職」は「週4日以上」と「週2~3日ほど」が最多(ともに44.7%)となった。一方、「テレワーク未経験の管理職」は「週2~3日ほど」(43.7%)がもっとも多く、「週4日以上」は29.3%と「テレワーク経験のある管理職」より約15ポイント低い結果となった。

 また、「週4日以上」と「週2~3日ほど」の回答率を合計すると、「テレワーク経験のある管理職」では89.3%、「テレワーク未経験の管理職」では73.0%となり、全体では、緊急事態宣言下にテレワークを経験した管理職は、週2日以上のテレワークが最適と考えていることが判明した。

調査概要

調査対象

50人以上の従業員がいる会社に勤めている正社員で、3人以上の部下がおり、以下のいずれかの条件に当てはまる日本全国の20歳~59歳の男女

  • 2019年までに1ヶ月あたり2~3日以上のテレワークをしており、2020年4月の緊急事態宣言後に週4日以上テレワークをした人(テレワーク経験のある管理職)
  • これまでテレワーク未経験で2020年4月の緊急事態宣言後に週4日以上テレワークをした人(テレワーク未経験の管理職)
サンプル数

600人(テレワーク経験のある管理職:300人、テレワーク未経験の管理職:300人)

調査方法

インターネット調査

実施時期

2020年7月25日~27日

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
  • hatena
関連リンク
この記事の著者

SalesZine編集部(セールスジンヘンシュウブ)

編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
  • hatena
SalesZine(セールスジン)
https://saleszine.jp/news/detail/1780 2020/08/19 05:00

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

2024年4月18日(木)14:00~15:30

イベントカレンダーを見る

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング