コグニティは、オンライン商談時の営業トークをAIがチェックし、成約につながる営業トークかを検定する新サービス「テレ検(テレケン)tele-ken.com」を7月1日から提供する。
ウェブから申し込みを行い、「テレ検アプリ」で商談を録画または録音し、アップロード。2〜5営業日で結果がサイト・アプリから閲覧できるという流れ。
テレ検の特徴
- 1万6,000件以上のトークデータベースに加え、全1,500分31回のオンライン・リアル商談データを比較しながら開発した独自評価アルゴリズムによる分析。
- 使用中のウェブ会議システムで利用可。
- 業界や職種など、商談内容にかかわらず検定が可能。
- 1人ひとりへ数値やグラフで示したレポートを還元、指導に利用できる。
- 「全発言の文字化+解析結果」を一般的な文字起こしと同等価格で実現。
- (商談の)録画・録音からフィードバックまですべてがオンライン上で完結。
検定結果の概要
- オンライン商談ならではの要素の含有量をゲージで表示。
- 商談相手にとって印象の強い要素をランキング形式で表現(簡易商談サマリーとして利用可)。
PART1:オンライン商談特有の説明・構成要素
トーク内の構成バランスチャート
オンライン商談特有の客観根拠や不要な繰り返し説明の量を表示。
説明構成
ひとつの話題にどのような説明をつけているかや、説明不足の話題や不必要な繰り返しがある話題を確認。
PART2:オンライン商談らしい情報量
トーク量・バランスチャート
自分と商談相手のトーク量を比較して表示。
指示語利用量チャート・リスト
「これ、それ」など、あいまいさを残す指示語の回数・該当箇所を前後のトークとともに検出し、「具体語」に置き換えられるはずのクセを確認。
クロージング用語の利用量チャート・リスト
商談の前半・後半別にクロージングに使用しやすい用語を検出し、適切なクロージングが促せているかを確認。
PART3:オンライン商談特有の確認量
質問回数チャート
自分の出した質問を「OPEN質問/CLOSED質問」に分け、商談の前半・後半別にグラフ化。
質問一覧
質問を一覧化し、CLOSED質問が連続しがちな箇所にアラートが出ることで、相手の話題を引き出すOPEN質問に切り替えるべき箇所を表示。
相手からの質問とその返答一覧
相手から出された質問を「OPEN質問/CLOSED質問」に分け一覧化。
PART4:トークの振り返り
商談録・アラート
商談のすべての発言を文字化。もっと客観説明が必要であったであろう箇所や、不必要な繰り返しが起きている箇所がアラートされることで、次回商談の改善に役立てる。
1トーク15分以上の商談を対象。月額基本料金5,000円/契約(月1回以上の利用で基本料請求無し)、1分300円(毎月利用した「分数」に応じて、月末締めでのお支払い)の料金体系となっている。