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都内の勤務先で自転車通勤が認められたらしたい人、理由は「満員電車が嫌だから」が4割/au損保調査

2020/06/08 06:00

 au損害保険は、東京都在住で週1回以上自転車を利用している会社員の男女1,500人を対象に、自転車通勤の実施率やその実態を調査した。

 政府から発表された「新しい生活様式」では、「三密(密閉、密集、密接)」を避けるため、公共交通機関と徒歩や自転車の併用が示された。また、国土交通省は2020年4月3日、自転車通勤を推進する企業・団体を認証する制度「『自転車通勤推進企業』宣言プロジェクト」を発表し、自転車通勤の活用を勧めている。

 そこで自転車保険を取り扱う同社は、緊急事態宣言下ではなく平常時の行動を基に、自転車通勤の実施率や実態について回収・分析を行った。

 なお、同調査における「自転車通勤」は、週に1日以上、自宅から勤務先まで自転車で通勤していることを指す。自宅から最寄り駅まで、また勤務先の最寄り駅から勤務先まで自転車を使っている場合などは含まない。

半数の会社が自転車通勤を許可 実際に自転車通勤している人は45.1%に

 勤務先で自転車通勤を認められているかたずねたところ、「認められている」と答えた人が50.1%(752人)と半数に。「認められていない」が36.2%(543人)、「分からない」が13.7%(205人)だった。

 会社で認められていると答えた752人に、実際に自転車通勤をしているかたずねたところ、45.1%(339人)が通勤に自転車を使っていることがわかった。

 また、会社で「認められていない」、「分からない」と答えた748人に、もし認められていたら自転車通勤をしたいかたずねたところ、「したくない」55.3%(414人)、「したい」28.9%(216人)、「分からない」15.8%(118人)という結果だった。

自転車通勤をしている人の理由トップは「職場が近いから」36.3% 災害時などのリスク回避も

 自転車通勤をしている人(339人)にその理由をたずねたところ、「職場が近いから」36.3%(123人)で1位に。次いで「満員電車が嫌だから」19.5%(66人)、「健康のため(ダイエット含む)」13.0%(44人)、「ストレス解消」10.3%(35人)、「交通費を浮かすため(会社から支給されない)」6.5%(22人)、「自転車に乗ることが好きだから」5.6%(19人)、「通勤途中に立ち寄れる場所が増えるから」3.8%(13人)となった。

 「会社が推奨しているから」は1.5%(5人)となり、用意した選択肢の中ではもっとも低い結果に。国土交通省は自転車通勤を推進する企業・団体を認証する制度を始め、企業に従業員への自転車通勤を促しているが、会社の推奨によって自転車通勤をする人は少なく、個人的な理由によって選択する人が大半だと判明した。

 また、中には「震災を経験し、電車が止まっても帰れるメリットを考えて」、「緊急事態のときに素早く移動できる」などの理由も挙がった。

自転車通勤してみたい理由1位は「満員電車が嫌だから」41.7%

 会社で認められていない、もしくは認められているか分からないものの、もし認められたら自転車通勤をしたいという人(216人)にその理由をたずねたところ、「満員電車が嫌だから」41.7%(90人)が1位となった。次いで「健康のため(ダイエット含む)」20.8%(45人)、「職場が近いから」10.2%(22人)、「ストレス解消」8.8%(19人)、「自転車に乗ることが好きだから」7.9%(17人)、「交通費を浮かすため(会社から支給されない)」6.9%(15人)、「通勤途中に立ち寄れる場所が増えるから」2.8%(6人)という結果になった。

自転車通勤の距離「3キロ未満」が35.1%で1位 短距離での利用が多数

 自転車通勤をしている人(339人)に、その距離をたずねたところ、「3キロ未満」35.1%(119人)がトップに。次いで「3~7キロ未満30.7%(104人)、「7~10キロ未満」21.2%(72人)、「10~12キロ未満」5.9%(20人)、「15キロ以上」4.1%(14人)、「12~15キロ未満」3.0%(10人)となり、短い通勤距離で自転車を利用している人が多いことがわかった。しかし、なかには15キロ以上という長距離でも、自転車通勤をしている人も存在した。

自転車通勤で困るのは「雨や雪が降ること」56.0%で過半数占める

 自転車通勤をしている人(339人)に困ったことを聞いたところ、「雨や雪が降ること」が56.0%(190人)で過半数を占めた。次いで「事故の危険がある」16.2%(55人)、「故障して帰れなくなった」5.0%(17人)、「会社に着いたら疲れてしまっている」3.5%(12人)、「朝早く起きるのがつらい」3.2%(11人)、「自転車を停める場所がない」2.4%(8人)、「身だしなみが崩れてしまう」2.4%(8人)、「多くの荷物を運ぶことができない」2.1%(7人)となった。

 また自転車通勤を快適にするために気をつけていることをたずねると(自由回答)、「事故を起こさないよう、交通ルールを守る」、「パンク・空気圧などの自転車の整備・点検を小まめに行う」などの声が多数集まった。

調査概要
  • 調査方法:インターネットによるアンケート調査
  • 対象者: 自転車に週1度以上乗っている会社員
  • 対象地域:東京都
  • 回答者数:1,500人
  • 実施時期:2020年5月1日~ 2020年5月3日(同調査の回答者には、緊急事態宣言下ではなく平常時の行動を基に回答してもらった)

※n=母集団のデータの数



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