Sansanは、同社が提供するクラウド名刺管理サービス「Sansan」のユーザー企業に対し、ユーザーライセンスの無償提供を実施することを発表。2020年5月31日までの期間、ユーザー企業は無償で自社員にSansanの利用ライセンスを付与することができる。
3月4日にアドビ システムズ 株式会社が発表した調査結果によると、テレワーク時の業務上の課題としてもっとも多くあがった回答が「会社にある紙の書類を確認できない」だったという。そこでSansanは、どこにいてもPCやスマートフォンから名刺情報にアクセスできる「Sansan」がテレワークや在宅勤務の取り組みのなかで企業の生産性向上に貢献できると考え、ライセンス無償提供の実施を決定した。
Sansanは、紙の名刺をスキャナーやスマートフォンアプリで読みとるだけで名刺情報を正確にデータ化するクラウド名刺管理サービス。Sansanを導入した企業は、社員1人ひとりにライセンスを付与し、クラウド名刺管理サービスを利用する。
今回のライセンスの無償提供は、これまでSansanを導入していたものの、ライセンスを付与していなかった社員に無償でライセンスを追加発行し、Sansanの利用を可能にするもの。これにより、ライセンスを追加で付与された社員も自身が交換した名刺情報をデータ化し、自宅にいてもスマートフォンやPCで確認することが可能となる。また、名刺情報にひもづいた商談情報などのコンタクト履歴も確認することができる。
■無償提供の内容詳細 「ライセンス無制限提供プラン」
- 実施期間:2020年3月13日〜5月31日
- 対象:Sansanを既に契約・利用中でテレワークを推進中・推進予定の企業
- 追加可能ライセンス:無制限
- 無償データ化名刺数上限:1ライセンスの追加利用につき300枚
- 申し込みフォーム:こちらから