出張・経費管理クラウドを提供するコンカーは、スマートフォン決済サービス大手であるPayPayとの連携を発表した。
同社では、ビジネスパーソンの利便性と生産性の向上、企業のガバナンス強化を目指した「ビジネスキャッシュレス構想」を掲げ、出張経費・請求書管理といった間接業務におけるキャッシュレス化に取り組んでいる。その一環として、外部サービスとのAPI連携を通じ、経費支払・管理に係る一連のプロセスを効率化する「SAP Concur App Center」のサービスの拡充を進めている。
Concur ExpenseのユーザーがPayPayを利用して経費を支払った場合、従来は紙の領収書を元に経費データを入力する必要があった。しかし、今回の連携により、PayPayアプリ上から決済データをConcur Expenseに直接転送し、そのまま経費精算を行うことが可能になる。
同サービス連携は2020年4月以降に提供を開始、2020年中にソフトバンク、ヤフーでの導入が予定されている。