ヌーラボは、提供するプロジェクト管理ツール「Backlog(バックログ)」において、新機能「カンバンボード」β版をリリースした。
同ツールは、タスク管理やWikiなど情報共有に関する豊富な機能や、直感的に操作が可能なインターフェースなどが特徴。現在SaaS版/インストール版のふたつの形態で提供している。
今回リリースされた新機能では、同ツールのプロジェクトに作成された課題を、未対応、処理中などのステータスで区分し、「カード状」で管理する。ユーザーは、ドラッグ&ドロップによるカードを移動させるだけの容易な操作で、課題の進捗に合わせてステータスを更新していくことができる。進行中の課題が可視化され、どのようなステータスにあるのかを把握しやすい同機能を利用することで、プロジェクト全体のタスクの視認性、一覧性が高まる。
特徴は下記のとおり。
全体の把握
課題が状態ごとに一覧化および可視化されることで、進行中の課題がどの状態なのか、ひと目で把握できる。これにより、プロジェクト管理者はプロジェクトの問題点を発見しやすくなるため、チームの状態や全体把握が容易になる。
初心者でも直感的な操作が可能
課題をドラッグ&ドロップするだけの容易な操作で、状態変更が可能。身近にある、ホワイトボードとふせんを使う感覚で、直感的な操作で自分のタスクやプロジェクト管理ができる。
運用が容易
素早く容易に操作できることで、管理ツールの面倒さをなくした。状態の変更し忘れを防止し、円滑なプロジェクト推進を手助けする。
タスク登録が容易
登録時の必須入力項目が少なくなり、1行の入力だけでタスクの登録ができるようになった。
これらの機能は順次公開され、2020年1月中にはフリープランを含むすべてのユーザーが利用可能となる。
同社は今後、国内外において、職種や働き方、時間、場所、国籍などを超えたコラボレーションがますます増えていくことを踏まえ、より「チーム」にフォーカスし、提供する「Backlog」「Cacoo」「Typetalk」の機能開発を推進していく方針。今回の新機能リリースも、その一貫である。