SaaS型クラウドサービスを提供するfreeeは、「会計freee」とオートメーションラボの提供する請求書処理AI「sweeep」のAPI連携を開始した。
sweeepは、アップロードされた請求書を100枚を3分のスピードで自動仕訳判定・会計処理することが可能なクラウド型OCRサービス。sweeepによる請求書データの読み取りから「会計freee」への自動入力により、経理担当者への快適な業務フローを提供することを目指し、今回の連携が実現した。
企業間取引ではさまざまな証票が発生し、それらを管理する経理作業では日常的に発生する紙の証憑からデータへの転記作業や2度打ち、取引先担当者への確認などに多くの時間を取られており、業務プロセス全体の効率化が求められている。
さまざまな電子化の取り組みが行われているが、中でも支払請求書は取引先も含めた業務プロセス改善が求められるため進みづらく、また、受け渡しがPDF化されたとしても再利用可能なデータではないため、転記作業が発生している。両社は、これらの課題を今回の連携で、解消することを目指す。
sweeep×会計freeeでできること
- sweeepと会計freeeで取引先、部門、品目、メモタグ、セグメントのマスタを同期
- 読み込んだ請求書ファイルを会計freeeのファイルボックスへ登録
- 請求書から変換した仕訳データに各種タグや、ファイルボックスを紐付けて会計freeeへ取引登録