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SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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営業の仕事は「売る」ことなのか? 「Buyer Enablment」をめぐる冒険

2024年7月12日(金)13:00~18:20

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

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就活二敗の宮田華江がSalesZine編集長就任 営業はテクノロジー活用でもっとおもしろい仕事になる

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 SalesZine編集長に、入社5年目、27歳の宮田華江が就任。2019年1月のプレオープン以来、実質はひとりでSalesZineのコンテンツ面を運営してきた。彼女のキャリア、そして今後のSalesZineの展望について話を聞いた。※本記事は、SalesZineを運営する翔泳社の採用を目的とした記事広告です。

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就活に二度失敗した私が、広告営業を経て、営業向けメディアを立ち上げ

ーー2015年、新卒で翔泳社に入社していますね。そこに至るまでの経緯を聞かせてください。

 メディアへの関心を持ったのは、高校生のときでした。池上彰さんが平易な言葉でニュースを解説しているのを見て感銘を受け、自分の将来の職業として意識しました。少ない引き出しの中から、新聞記者か教師がいいだろうと大学では社会学を専攻してメディア論を学び、教員免許を取得することにしました。いざ就職活動となると、新聞記者は地方への配属期間が長い場合もあることに怖気づいてしまって、教職の勉強を続けながら出版社を目指すことにしました。ゼミの活動やフリーペーパーの企画に携わるなかで、写真や文章ではとてもなかわないような人たちに出会い、調整や編集のほうが自分に向いていると思ったことも、出版社を目指した一因です。

 就職活動は強気に大手出版社ばかりを受けて失敗し、就職浪人することにしました。その間BLOGOS編集部でアルバイトをし、読者からの反応がすぐ返ってくることから、ウェブの編集って楽しいと思うようになりました。そこで次の就職活動は、IT系の出版社に絞って行ったところ、またうまくいかず……。このままアルバイトを続けようかと思っていたところ、たまたまWantedlyで翔泳社に出会いました。出版とウェブに加え、イベントも開催していると知り、学生から見れば斜陽産業である出版業界では新しいことに取り組んでいる会社なのかなと思い面接を受けたところ、たまたま拾ってもらったというのが入社の経緯です。

 
株式会社翔泳社 SalesZine編集部 編集長 宮田華江

ーー新卒研修後、ウェブメディアの広告営業を担当する広告課に配属されます。希望がかなわなかったということですか?

 出版社に入りメディアに携わる仕事につくことが私の最初のゴールでした。翔泳社はざっくり言うと書籍とウェブメディアに関連する仕事に分かれるのですが、私はウェブメディアにより興味を持っていたので、「ウェブの仕事につきたいです」と希望を出しました。未経験でいきなり編集は無理だろうと思っていたこともあり、それほどこだわりはありませんでした。ガンガン稼いで売上達成!というタイプではないので、自分に営業職が務まるのかなという不安はありました。

ーー広告営業での経験や学んだことを話してください。

 翔泳社の広告課では一人前になると、各ウェブメディアの売上責任を持つ媒体担当と、広告主であるクライアントの担当、どちらも持つことになります。1年目はどちらも持たず、とにかく新規のクライアントにアタックし、翔泳社のウェブメディアすべてをご案内しました。不勉強なまま、広告ニーズがないクライアントにひたすら広告をご提案したり。クライアントが営む100%の事業であれば広告を検討してくださるけれど、20%の事業では難しいことが多いなど、身をもって学んでいきました。

 営業を実際に経験してみた気づきとしては、会社の名刺を持ってクライアント、多くの場合はマーケティング部門の方々ですが、その方たちにお会いするとたくさんのことを教えていただけるということです。それに、こちらもきちんとお返ししなくてはならないと思うようになりました。思うように広告の成果が出せなかったときに悩んだこともありますが、当時の上司に、「対面で仕事をするということは、まず目の前のお客様がどのような成果を望んでいるかを知り、それをかなえることだ」と教わりました。会社対会社の取引だからと気負い、全体としての成果ばかり考えていたのですが、まずは目の前のお客様と誠実にやり取りをし、フィードバックをいただいてそれに応えることを繰り返していこうと考えかたを変えてからは、それほど悩まなくなりました。

 2年目からは、教育ICT専門「EdTechZine(エドテックジン)」とネット通販専門「ECzine(イーシージン)」のふたつの媒体担当になりました。当たり前ですが、ウェブメディアも稼がなくては運営ができません。稼ぐことは営業の仕事であり、編集とは分断されているのかなと思っていたのですが、広告営業に役立つコンテンツを編集とともに作るなど、チームで稼ぎ、運営していくものなのだと学びました。

 どちらかというと守りの姿勢である私ですが、広告課時代を振り返ると、営業の仕事を楽しんでいたと思います。お客様のお役に立てること、社内で情報交換をして励ましあえるチームだったことが大きいです。失敗の多くは、コミュニケーションに齟齬があった場合に起こしてしまっていました。営業はコミュニケーションが重要な仕事なのだと痛感しました。

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「テクノロジーで営業活動を支援する」のもとに、届けるべきコンテンツを選び抜く

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この記事の著者

ワダ スミエ(ワダ スミエ)

たまに原稿も書きます。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://saleszine.jp/article/detail/1335 2022/08/03 19:16

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