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SalesZine Day(セールスジン・デイ)とは、テクノロジーで営業組織を支援するウェブマガジン「SalesZine」が主催するイベントです。 丸1日を通してSales Techのトレンドや最新事例を効率的に短時間で網羅する機会としていただければ幸いです。

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企業の競争力を高める「営業DX」とは? 日本の営業組織の未来を探る powered by SalesZine

2024年4月18日(木)14:00~15:30

常に高い売上目標を達成し続けなければいけない営業組織。先行きの見通しが立たない時代においても成果を挙げるためには、過去の経験にとらわれず、柔軟に顧客や時代に合わせて変化し続けなければなりません。変化に必要なのは、継続的な学びであり、新たなテクノロジーや新たな営業の仕組みは営業組織の変化を助け、支えてくれるものであるはずです。SalesZine編集部が企画する講座を集めた「SalesZine Academy(セールスジン アカデミー)」は、新しい営業組織をつくり、けん引する人材を育てるお手伝いをします。

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就活二敗の宮田華江がSalesZine編集長就任 営業はテクノロジー活用でもっとおもしろい仕事になる

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 SalesZine編集長に、入社5年目、27歳の宮田華江が就任。2019年1月のプレオープン以来、実質はひとりでSalesZineのコンテンツ面を運営してきた。彼女のキャリア、そして今後のSalesZineの展望について話を聞いた。※本記事は、SalesZineを運営する翔泳社の採用を目的とした記事広告です。

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就活に二度失敗した私が、広告営業を経て、営業向けメディアを立ち上げ

ーー2015年、新卒で翔泳社に入社していますね。そこに至るまでの経緯を聞かせてください。

 メディアへの関心を持ったのは、高校生のときでした。池上彰さんが平易な言葉でニュースを解説しているのを見て感銘を受け、自分の将来の職業として意識しました。少ない引き出しの中から、新聞記者か教師がいいだろうと大学では社会学を専攻してメディア論を学び、教員免許を取得することにしました。いざ就職活動となると、新聞記者は地方への配属期間が長い場合もあることに怖気づいてしまって、教職の勉強を続けながら出版社を目指すことにしました。ゼミの活動やフリーペーパーの企画に携わるなかで、写真や文章ではとてもなかわないような人たちに出会い、調整や編集のほうが自分に向いていると思ったことも、出版社を目指した一因です。

 就職活動は強気に大手出版社ばかりを受けて失敗し、就職浪人することにしました。その間BLOGOS編集部でアルバイトをし、読者からの反応がすぐ返ってくることから、ウェブの編集って楽しいと思うようになりました。そこで次の就職活動は、IT系の出版社に絞って行ったところ、またうまくいかず……。このままアルバイトを続けようかと思っていたところ、たまたまWantedlyで翔泳社に出会いました。出版とウェブに加え、イベントも開催していると知り、学生から見れば斜陽産業である出版業界では新しいことに取り組んでいる会社なのかなと思い面接を受けたところ、たまたま拾ってもらったというのが入社の経緯です。

 
株式会社翔泳社 SalesZine編集部 編集長 宮田華江

ーー新卒研修後、ウェブメディアの広告営業を担当する広告課に配属されます。希望がかなわなかったということですか?

 出版社に入りメディアに携わる仕事につくことが私の最初のゴールでした。翔泳社はざっくり言うと書籍とウェブメディアに関連する仕事に分かれるのですが、私はウェブメディアにより興味を持っていたので、「ウェブの仕事につきたいです」と希望を出しました。未経験でいきなり編集は無理だろうと思っていたこともあり、それほどこだわりはありませんでした。ガンガン稼いで売上達成!というタイプではないので、自分に営業職が務まるのかなという不安はありました。

ーー広告営業での経験や学んだことを話してください。

 翔泳社の広告課では一人前になると、各ウェブメディアの売上責任を持つ媒体担当と、広告主であるクライアントの担当、どちらも持つことになります。1年目はどちらも持たず、とにかく新規のクライアントにアタックし、翔泳社のウェブメディアすべてをご案内しました。不勉強なまま、広告ニーズがないクライアントにひたすら広告をご提案したり。クライアントが営む100%の事業であれば広告を検討してくださるけれど、20%の事業では難しいことが多いなど、身をもって学んでいきました。

 営業を実際に経験してみた気づきとしては、会社の名刺を持ってクライアント、多くの場合はマーケティング部門の方々ですが、その方たちにお会いするとたくさんのことを教えていただけるということです。それに、こちらもきちんとお返ししなくてはならないと思うようになりました。思うように広告の成果が出せなかったときに悩んだこともありますが、当時の上司に、「対面で仕事をするということは、まず目の前のお客様がどのような成果を望んでいるかを知り、それをかなえることだ」と教わりました。会社対会社の取引だからと気負い、全体としての成果ばかり考えていたのですが、まずは目の前のお客様と誠実にやり取りをし、フィードバックをいただいてそれに応えることを繰り返していこうと考えかたを変えてからは、それほど悩まなくなりました。

 2年目からは、教育ICT専門「EdTechZine(エドテックジン)」とネット通販専門「ECzine(イーシージン)」のふたつの媒体担当になりました。当たり前ですが、ウェブメディアも稼がなくては運営ができません。稼ぐことは営業の仕事であり、編集とは分断されているのかなと思っていたのですが、広告営業に役立つコンテンツを編集とともに作るなど、チームで稼ぎ、運営していくものなのだと学びました。

 どちらかというと守りの姿勢である私ですが、広告課時代を振り返ると、営業の仕事を楽しんでいたと思います。お客様のお役に立てること、社内で情報交換をして励ましあえるチームだったことが大きいです。失敗の多くは、コミュニケーションに齟齬があった場合に起こしてしまっていました。営業はコミュニケーションが重要な仕事なのだと痛感しました。

「テクノロジーで営業活動を支援する」のもとに、届けるべきコンテンツを選び抜く

ーー広告営業を2年半ほど経験したところで、当時まだ企画段階だった、SalesZine編集部への異動の話が出ます。

 SalesZineオープンの1年前、営業向けのメディアが立ち上がるという話が出たときに、たまたま居合わせていました。それから半年後、営業としてなんとか成果を出せるようになってきたかなというところで異動の話をいただきまして、「ぜひやりたいです」とお返事しました。

 もし広告営業を経験せず、いきなり編集者になっていたら、天狗になっていたかもしれません。ずっとやりたかった仕事ではあるものの、自分でも意外なほど浮足立つような感じにはなりませんでした。それよりも、ニュースを書いたり取材をしたりといった編集の仕事が本当にできるだろうか、というドキドキのほうが大きかったです。

ーーSalesZine編集部の仕事を教えてください。

 大きく分けて、5つの仕事があります。ニュース、編集記事、タイアップ、打ち合わせ/営業同行、イベントです。

 ニュースはプレスリリースをもとに1日3本は書きます。小さい編集部であればあるほど、業界で何が起きているかを全員が知っておくべきですが、ニュース作成は情報収集という面でも大事な仕事です。編集記事は、営業パーソンが関心があるであろうコラムやインタビューをお届けすることで読者を増やしていくという役割があります。タイアップについては、翔泳社の場合は編集部が作成します。作りかたは編集記事とそれほど変わりがないのですが、広告主の明確なゴールに向けて記事を作るのが異なる点です。

 

 打ち合わせや営業同行は、席に座っていては得られない情報を得ることができる、編集部としてもチームとしても大切な場です。入社してから5年間にいただいた名刺をEight上で数えたら、1,700枚もありました。編集部に入ってからも、広告営業時代と同じペースで名刺交換しているはずです。

 イベントについては、リアルなイベントの企画ほか、2020年度は読者の方たちがじっくりと勉強できる講座も作っていきます。書籍とウェブだけではない、リアルな場の企画も翔泳社の編集の仕事です。

ーーSalesZineという新規メディアの立ち上げにかかわったからこそ、得られたことはありますか。

 「この情報、今まで出す場所がなかったんですよね。SalesZineができてやっと出せます」というお声を著者や広告主からいただけるのが、新規のメディアならではだと思います。判断基準がまだ固まっていないのも特徴です。コンテンツにもさまざまあり、たとえばテクノロジーに寄りすぎているかなと掲載を迷うこともあるのですが、最後は自分が腹をくくって決めるしかありません。それも醍醐味というか、おもしろさですね。SalesZineのミッションである「テクノロジーで営業活動を支援する」のもと、なぜそのコンテンツがSalesZineに掲載されているのか、自分で説明できるか否かで掲載を判断しています。

営業はテクノロジーの活用でますますおもしろい仕事になる、の信念を持って

ーーSalesZine編集部で、こんな人と働きたいという基準があれば教えてください。

 「このネタ、取材に行ってきてもいいですか?」ということがたくさん出てくるような、好奇心が強く、攻めの姿勢の方がいてくださればと思っています。私はこの1年間、たくさんの人にお会いしましたし、守る役割のほうが向いている人間ですから、攻めの姿勢の方をサポートしたいという気持ちがあります。

 編集経験や文章力はなくとも、ニュース作成など機会はたくさんあるため、すぐ身についていくと思います。ウェブメディアですからスピード感は早く、アウトプットを出せばすぐにフィードバックがもらえる環境ではあります。ITの知識については、私も入社時に不安でしたが、たくさんの人に会える仕事ではあるため、その方たちに教えていただけるチャンスも多いと言えます。教えていただいたことは、記事や広告でお返ししていけばいいのですから。

 翔泳社は、自立を求める職場だと思います。入社時、新卒が少なかったこともあり、冷たい会社なのかなと感じたこともあるのですが、今から思えば、皆が自立したプロフェッショナルであったということだと思います。知見はたくさんありますから、自分がやりたいことをどうすれば実現できるか、教えてもらいやすい集団ではないでしょうか。

 一方で、広告営業やイベントチームなど、ほかの部署と仕事をすることが多いのも翔泳社の特徴です。文章力や企画力に加え、チームで仕事をする力も身につくはずです。メディアとしてマネタイズし、得た分を投資をしてもっとおもしろいコンテンツを作っていくことができる。そのために、ひとりで完結するよりチームで取り組む。チームでメディアを大きくしていくという考えでメディアを運営しています。

 

ーー2年目を迎えての展望はありますか?

 もっと多くの読者に読んでいただけるような仕組みを考えたり、初期の頃からご執筆いただいている著者の皆さんのコラムを電子書籍にまとめていきます。現在の読者の皆さんは、アーリーアダプターでテクノロジーにも詳しい方が多いのですが、イチからじっくり学べる講座も作っていきます。構想中ですが、SalesZineのテーマのひとつに「チームとしての営業力強化」を掲げていることから、チームで成果を出している皆さんに光が当たるような機会も作っていきたいと思っています。そのためにも仲間が必要です。

ーーSalesZine編集部で働くことに興味がある人に、メッセージをお願いします。

 今でも広告営業のメンバーやイベントチームにサポートしてもらうことで、SalesZineプロジェクトを運営できていますが、編集部に仲間が増えたらさらにうれしいと思っています。自立の文化と言いましたが、新しくいらした方をサポートしたり、相談に乗ったりする準備は整えているため、安心してください。

 世間では、「営業はノルマがあるつらい仕事だ」と思い込んでいる人も少なくありません。しかし私は、テクノロジーの活用をはじめ、さまざまな要因で営業の仕事はますます楽しいものに変わっていくと思っています。それを信じられる方にとっては、やりがいのある仕事だと思っていただけるのではないでしょうか。

SalesZine編集部では、下記のような方の応募をお待ちしています!

  • 編集スキルとテクノロジーに関する知識を身につけ、成長したい
  • 新しいウェブメディアの変化をチームで楽しみたい

※リモートワーク推奨のため、面接は基本的にオンラインでの実施となります。

SalesZine編集部を含む、翔泳社のウェブメディア編集者の募集要項はこちら

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【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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