財務モデルや事業計画作成に特化したエクセル上における計算過程の描画ソフトウェア「Modelmap Analyzer」を開発するModelmapは取締役COOの就任を発表。
同社は「Modelmap Analyzer」を2019年4月にリリース。今回新COOに就任する吉村翔氏の有する世界有数の財務アナリストとして実務経験を活かし、プロダクト改善および新プロダクト開発のスピードを加速させていくという。
新取締役COO 吉村翔氏の略歴
大学を卒業後、2010年にプライスウォーターハウスクーパース株式会社(現PwCアドバイザリー合同会社)に入社。一貫してM&Aやプロジェクトファイナンスといった事業投資に関する財務アドバイザー業務に従事。2015年から2017年にかけてPwC Australiaに在籍し、現地にて新規チームの立ち上げを担当。特に計数分析には強みをもち、3,000名を超える世界中の財務アナリストが競い合う大会ModelOffにおいて、2016年にファイナリストとして選出され、2017年のランキングでは世界14位に名前を連ねる。
吉村氏のコメント
「自分の得意領域である、エクセルを用いた事業計画モデルや採算性のシミュレーションモデルの作成という分野は、いつかは自動化の波に飲まれるのだろうなという思いを以前から抱いていました。もし避けられない変化なのであれば自分の手でその変化を起こしていきたいと思い、当該分野の変革をビジョンに掲げ、取り組み始めているModelmapに参画することを決めました。ファーストプロダクトはローンチ済みですが、まだまだ目指す世界に到達するには山ほどやることがあるので、これからが非常に楽しみです!」