保険販売事業やシステム事業を展開するアイリックコーポレーションは、同社が提供する生命保険の現状把握・検索提案システム「ASシステム」を京都銀行が導入することで合意したと発表。
「ASシステム」はアイリックコーポレーションが独自に開発した顧客への保険提案を支援するシステム。銀行・企業代理店・保険代理店などの保険販売会社など、現在までに約370社の企業に導入され、保険販売の現場で顧客と保険募集人の双方へコンサルティングシステムを提供してきた。
同システムへ必要項目を入力すると、保障内容などが分かりやすくビジュアル化された「分析シート」を誰でも容易に作成することができる。またオプションである「証券分析AIアシスト機能」により、入力に代えて保険証券の画像取込だけで「分析シート」を作成することもできる。
京都銀行は、かねてより顧客向けに行っていたライフプランサポートサービスの向上と、その標準化・効率化を目的として「ASシステム」を導入する。
アイリックコーポレーションは従来の「ASシステム」をはじめとする保険販売のためのシステムとそれを通じたノウハウ提供に加え、100%子会社であるIT企業・インフォディオの技術を駆使し、AI技術を活用した新たなシステム・アプリの開発や、各金融機関のニーズに合わせた専用のシステムの新規開発など、フィンテック分野への取り組みを強化し、保険ショップだけでなくさまざまな販売チャネルでのより良い保険コンサルティングのためのサービス提供を行っていく。