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2025年10月23日(木)12:30~17:45

SalesZine ニュース

企業間取引の決定要因、「信頼できない発信」で44.9%が取引見送りに/IDEATECH調査

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「リサピー」を運営するIDEATECHは、製品・サービスの選定・導入に関与するビジネスパーソン(過去1年以内に、勤務先で利用する製品やサービスの選定・導入・発注に関わった経験あり)109名を対象に、BtoB企業における「信頼発信」と意思決定への影響調査を実施した。

取引先選定の決め手、第1位は「情報の分かりやすさ」

「Q1. 同条件(価格・品質・納期など)の取引先候補が複数あった場合、最終的に差がつく要素は何だと思いますか。(複数回答、n=109)」と質問したところ、「製品・サービス情報が分かりやすい」が52.3%、「経営層・担当者の発言や姿勢に誠実さを感じる」が45.0%、「実績・知名度の高さ」が37.6%という回答となった。

信頼できる企業発信により、約6割が「新規取引・発注を前向きに検討する」行動にリンク

「Q2. 信頼できると感じる企業の発信は、あなたのどのような行動につながる可能性がありますか。(複数回答、n=109)」と質問したところ、「新規の取引・発注を前向きに検討する」が56.0%、「社内や上司・他部門に紹介・推薦する」が45.9%、「契約金額・期間を拡大する」が36.7%という回答となった。

約4割が「失敗・課題を隠している」発信が企業の信頼を損ねると回答

「Q3. どのような発信が「信頼を損ねる」と感じますか。(上位3つまで回答可、n=109)」と質問したところ、「失敗・課題を隠している」が36.7%、「スローガンや演出が多く、実態が見えない」が33.9%、「数字や成果ばかりを強調している」が33.0%という回答となった。

信頼できない企業の発信で、44.9%が「取引を見送り」

「Q4. Q3で「特に信頼を損ねるものはない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「信頼できない」と感じる企業の発信を見た時、あなたの取引検討にどのような影響がありましたか。(複数回答、n=107)」と質問したところ、「取引や発注の検討を見送った」が44.9%、「社内で否定的な意見を共有した」が42.1%、「他の候補企業を優先的に検討した」が37.4%という回答となった。

信頼できる企業発信は、「実データ・調査に基づく説明がある」「成功だけでなく課題・失敗も開示している」が上位

「Q5. あなたが「信頼できる」と感じる企業の発信の特徴を教えてください。(上位3つまで回答可、n=109)」と質問したところ、「実データ・調査に基づく説明がある」が47.7%、「成功だけでなく課題・失敗も開示している」が38.5%、「社員が自分の言葉で現場の実態を語っている」が33.9%という回答となった。

取引先を判断する際に最も「信頼できる」情報源は、「第三者メディアの記事・専門家コメント」(22.9%)に

「Q6. あなたが取引先を判断する際に最も「信頼できる」と感じる情報源を教えてください。(n=109)」と質問したところ、「第三者メディアの記事・専門家コメント」が22.9%、「企業公式サイト/オウンドメディア」が18.3%、「ニュースリリース・報道発表」が15.6%という回答となった。

信頼できる企業の情報発信頻度、約6割が「週1回以上」と回答

「Q7. 信頼できる企業の発信に共通して感じる「更新頻度」はどの程度ですか。(n=109)」と質問したところ、「週に1回」が 33.0%、「月1回程度」が 19.3%という回答となった。

最も信頼できるのは、「現場社員」による発信が最多

「Q8. あなたが最も「信頼できる」と感じるのは、誰による発信ですか。(n=109)」と質問したところ、「現場社員(例:技術ブログ、社員インタビュー、担当者のSNSなど)」が33.0%、「経営トップ(例:トップメッセージ、インタビュー記事など)」が25.7%という回答となった。

【調査概要】

調査名称:BtoB企業における「信頼発信」と意思決定への影響調査

調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー」の企画によるインターネット調査

調査期間:2025年11月4〜5日

有効回答:製品・サービスの選定・導入に関与するビジネスパーソン(過去1年以内に、勤務先で利用する製品やサービスの選定・導入・発注に関わった経験あり)109名

※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っている。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がある

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