日程調整ツール「調整さん」を運営するミクステンドは、会社員や公務員など仕事に就いている人を対象に、今年の職場の忘年会に関するアンケートを実施した。
8割超「今年の職場の忘年会に参加したい」

今年の職場の忘年会への参加意欲について質問したところ、最多は「開催/参加をしたいと思っている」で51.7%だった。また「開催/参加を決めている」が、28.5%で2番目の多さだった。この結果、全体の80.2%が「今年の職場の忘年会に参加したい」と考えていることがわかった。
幹事にしてもらうとうれしい工夫1位「店の地図のリンクを共有」、4位「電子マネーでの会費支払いに対応」キャッシュレス浸透を映す

職場の忘年会で幹事にしてもらうとうれしい工夫について質問した(複数回答形式)。1位は「店の場所をGoogleマップのリンクで共有」で36%だった。これに「全員が楽しめるよう余興やゲームを企画」(33.7%)、「人間関係に配慮した席次を組む」(31.9%)が続いた。また4位は「電子マネーでの会費支払いに対応」(30.8%)で、職場のイベントの会費集めでも、キャッシュレス化が浸透していることが示された。上位4つはいずれも3割以上となり支持を集めた。
「お酌禁止」「時間どおりの閉会」など時代の流れを反映した工夫を求める声も

上記で「その他」を選んだ人に対し、職場の忘年会で幹事にしてもらうとうれしい工夫について、自由回答形式で質問した。「お酌禁止」や「時間どおりの閉会」など、時代の流れを反映するような声が複数あった。また、タバコが吸える場所が少なくなっているためか、喫煙スペースが設けられた店での開催を望む声も目立った。
<主な回答(年代、職業)>
- お酌禁止(50代、会社員)
- 的確なスケジュール管理と時間どおりの閉会(60代、自営業)
- 誰が参加するのか事前に分かるように共有する(30代、会社員)
- キャンセル期限やキャンセル料金の明示(60代、会社員)
- 喫煙可能かどうか(20代、会社員)
約5割「職場の忘年会でビンゴしたことがない」、20代の7割超「経験ない」

職場の忘年会で、余興の定番のひとつである「ビンゴ」をしたことはあるか質問をした。「ある」は51.5%、「ない」が48.5%で、約半数が「職場の忘年会でビンゴをしたことがない」ことがわかった。20代〜70代以上について年代別にそれぞれ集計すると、20代は72%が「経験なし」となった。50代以上で見ても、いずれも約4割が経験なしと答えた。
今年の出来事に関連した忘年会の景品で一番うれしいもの、1位は「お食事券・商品券」で過半数、2位「お米券」、物価高で

2025年はコメ不足問題や物価高、万博開催などさまざまなできごとがあった。そこで、これらに関連する物の中で、今年の職場の忘年会のビンゴやゲームの景品としてもらえたらうれしいものは何かを質問した。最も欲しいものを選んでもらうと、1位は「食事券・商品券」で50.6%と過半数を占めた。2位は「お米券」(18.1%)となり、物価高対策につながる景品が1位と2位を独占した。
【調査概要】
- 調査対象:「調整さん」ユーザー(10代以上の会社員、自営業、経営者・役員、公務員、その他団体職員、パート・アルバイトなど)
- 実施期間:2025年10月1~15日
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 有効回答数:2,831
※数値は、小数点第二位以下を四捨五入し、小数点第一位で表記している
※調整さんチーム調査
