ナレッジワークは、提供するセールスイネーブルメントAI「ナレッジワーク」において、顧客向けの提案書などの共有を支援する、新機能「自動マスキング機能」の提供を開始した。また、機能提供開始に合わせて「営業に関するドキュメントの自動マスキング」に関する特許出願が完了したことも発表した。

機能の概要
営業ナレッジとして顧客向けの提案書などがありながら、その中に含まれる機密情報に対する統制の観点から、社内での共有を諦めていたり、これらの情報をマスキングする作業に多くの時間や工数を割いている企業が多く見られていた。
今回リリースされた「自動マスキング機能」では、顧客向けの提案書などに含まれる機密情報を自動で検出・マスキングしたうえで共有することが可能になった。
ナレッジ共有の際に「自動マスキング」を選択するだけで、対象ファイル内の機密情報が自動で処理された下書きが作成される。
処理結果は「下書き」として事前に確認でき、必要に応じて修正・調整が可能。情報の正確性と安全性を両立する。社内で公開されるものは確認を経たマスキング済みの資料のみで、元データの漏洩リスクを防止する。