マツリカは、提供するデジタルセールスルーム「DealPods」が、製造業のスキルマネジメントシステムを開発・提供するSkillnoteに導入されたことを発表した。
DealPodsとは、デジタルセールスルームという営業と顧客のための商談情報共有ツール。DealPodsを活用することで、商談にまつわる情報をひとつのページに集約することが可能になる。
Skillnote ソリューションセールスグループ 営業統括部長 柳ヶ瀬雅春氏のコメント
導入の背景
弊社はエンタープライズと呼ばれるような大手企業様を中心にスキルマネジメントシステム「Skillnote」を開発・提供しています。私が管掌するフィールドセールスチームでは、“顧客の購買活動を支援する”というスタンスで営業活動を行っていますが、6ヶ月以上かかるような長期的な伴走支援をするのは簡単ではありません。営業担当ごとの小さな進め方の差が、結果的に大きな受注リードタイムの差を生み、成果にバラツキが出やすい状態が続いていました。教育コンテンツや案件レビューで育成を進めてきたものの、お客様に全てのメンバーが高い水準のご支援を行うべく、仕組みで解決する手段を検討していました。
導入の決め手
DealPodsは営業が“売る”ことを支援するのは勿論、何よりバイヤーが“買う”ことを支援できるという点に、もっとも共感することができました。関係者が多くの部門に跨るだけでなく、顧客に提供する資料も多種に渡り、バージョン更新も発生します。そのような複雑性の高い購買(およびセールス)活動において、DealPodsは常に同じ目線で“顧客とズレない”検討推進を実行できると感じました。また、担当の中谷さんや竹中さんに、セールスプロセスやセールステックの豊富な知見があったことが信頼形成に大きく影響し、組織の意思決定を後押ししました。
今後の期待
大きく2つあります。1つ目はセールステックやCRMツールとの連携です。SkillnoteではTHE MODEL型と言えるような、分業型の組織構造で事業を推進していますが、部署ごとに様々なツールを使って情報共有を行っています。共有すべき情報が分散しないことと、多重入力にならないことを目指して、機能追加の要望をあげていきたいとも思っています。2つ目はCSフェーズでの活用です。アップセルやクロスセルといった、新規受注後のプロセスでも活用可能性を十分に感じられるプロダクトだと思っています。中長期で組織横断的に利用していくイメージをDealPodsの皆さんと共有しながら、一緒に最高の活用方法を模索していきたいと思っています。