マツリカは、デジタルセールスルーム「DealPods」にAIが自動的に議事録を作成し顧客に共有できる新機能を搭載した。
「DealPods」のAI議事録機能について
商談音声・録画データからAIが議事録を自動的に生成し、営業と顧客で共有するページ内に記載される。さらに、ワンクリックでSFA/CRM(顧客管理システム)に連携することができ、社内共有用としても格納される。
文字起こしから要約、議事録作成、顧客への共有、SFA/CRMへの記載といった一連のプロセスを自動化することで、従来は商談後に手動で行っていた業務の工数を88%削減できるようになった(マツリカ実績)。
また、顧客側は「DealPods」を通じて、議事録をはじめ購買の検討に必要な情報をオンラインで受け取り、社内に共有できることで、よりスムーズに社内検討のプロセスを進めることが可能になる。
新機能搭載の背景
SFAをはじめセールステックを開発・提供するマツリカは、日本の営業生産性における課題解決に向け、営業担当者が「人にしかできないコミュニケーション」に集中できるよう、営業活動における付帯業務をデジタルとAIの力で削減することで、生産性の向上を目指している。
マツリカは2023年よりデジタルセールスルーム「DealPods」の開発・提供を開始した。「DealPods」は、営業と各顧客の間にウェブページを作成することで、双方のコミュニケーションや情報共有を一元化する。これにより、営業における事務作業等の工数を削減するだけでなく、商談の案件化率は16.1%、受注率は25.8%向上し、案件単価は33.7%改善されるという結果が出ている(※)。
※出典:マツリカ、DealPodsユーザーの利用実績調査
デジタルセールスルーム「DealPods」とは
デジタルセールスルーム「DealPods」は、商談にまつわる情報をひとつのページに集約し、営業と顧客がそれぞれが情報共有に活用できるセールステック。これにより、営業活動の効率化・高度化・標準化を通じた受注率向上や、顧客の購買体験の向上が期待される。
【主な機能】
- 営業資料、営業ナレッジの管理
- 社内外の資料共有
- 顧客の資料閲覧データのトラッキング
- 顧客とのタスク管理
- 顧客とのチャット
- CRM/SFAの自動入力
【活用シーン】
- 営業社内でのナレッジ管理
- 商談時の情報共有・トラッキング
- 営業組織の標準化 、セールス・イネーブルメント