シンカは、提供するコミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」が、ハウスコムの全店舗(202店舗)に導入されたことを発表した。
全店舗導入の背景
ハウスコムは、不動産賃貸仲介を事業の柱として発展をとげ、不動産テックを積極的に活用している。同社は、働き方改革と業務効率の向上を推進しつつ、EX(従業員体験)とCX(顧客体験)の連携を追求するため、社内システムと連携できる業務効率化ツールを探していた。
カイクラは、電話やメール、SMS、ビデオ通話などのコミュニケーション手段を一元管理しコミュニケーションプラットフォームであることから、ハウスコムはこれに注目した。
ハウスコムは複数店舗でカイクラのトライアル導入を通じ、全店舗での導入決定に至った。これにより、顧客からの問い合わせ対応時に、顧客情報やコミュニケーション履歴を把握できることから、従業員満足度と顧客満足度を向上させることが可能となった。
ハウスコム ITシステム部 担当者のコメント
当社の店舗では日々いろいろな方からの電話があります。お客様はもちろん、家主様、管理会社様などから電話を受けた際に事前に着信相手がわかることで、通話相手へのその後のアプローチがスムーズになるだけでなく、電話対応するスタッフの安心材料にもなります。
そのため、「カイクラ」はトライアル店舗からの評判も良く、全店舗への導入がスムーズに決まりました。
今後さらに登録情報の自動化を進めてユーザービリティを上げていくなど、まだまだできることがあると思いますので、より連携を深めて使いやすいツールを構築いただくとともに、当社もこのツールを活用してよりよいサービスの向上を目指していきたいと考えています。