ジーニーは、提供する営業管理ツール「GENIEE SFA/CRM」の専用スマホアプリケーションがAI議事録に対応したことを発表した。
背景
SFAを導入したことがある従業員数300名以上の企業経営者・役員を対象に行われたSFA導入の実態調査(※)によると、導入したSFAの機能が使われない理由として「入力したデータが活用できていない」(30.1%)、「入力負担が増える」(28.0%)のふたつが課題全体の上位に挙がっている。
このような課題を踏まえてジーニーは、「入力負担軽減」「情報品質の担保」「データ活用の促進」を貢献することで営業生産性の向上を目指している。その一環として、営業管理ツール「GENIEE SFA/CRM」の専用スマホアプリケーション上でAIテクノロジーを活用できる機能開発を実施した。対面での商談内容の録音をAIで要約し、「GENIEE SFA/CRM」へ紐づけを行う。
スマホアプリへのAI議事録対応でできること
1.スマホで録音した音声と「GENIEE SFA/CRM」で登録した商談を紐づけて管理が可能
とくに外回り営業や対面でのオフラインの場での活用を想定。ボタンをONにすることで、商談終了後に「GENIEE SFA/CRM」へ情報が紐づいた状態で登録される。これにより入力負担の軽減を図る。
2.AIとの連携で議事録作成、要約が可能
録音された商談の音声とAIを活用することで、音声データの文字起こしや要約、さらに、「GENIEE SFA/CRM」に設定された各項目へ入力すべき情報を抽出し、自動で入力することができる。企業の業務スタイルやマーケティング戦略に合わせて抽出する情報やAIのプロンプトをカスタマイズすることで、さまざまな活用バリエーションを作成できる。
3.商談情報をもとに適切な追客や営業分析を実現
録音した顧客との会話を商談データと紐づけて管理できるため、現場のコミュニケーションを可視化し、正確な情報共有と適切な営業マネジメントに活用することができる。