メシウスは、Salesforce AppExchange上で「RaySheet」をアップデートしたことを発表した。マスタービューを継承することでビューの作成にかかる工数を削減したり、共有されたビューをユーザーごとにカスタマイズしたりできるようになる。
今回のアップデートでは、RaySheetで作成する画面(ビュー)をマスタービューとして設定することでテンプレートのように利用し、ビューの作成時間を短縮できるようになった。加えて、共有されたビューをカスタマイズする機能が追加された。
たとえば、営業部門に複数の支社がある場合、営業部門で使う項目をマスタービューで作成し、支社ごとに必要な項目はマスタービューを継承してカスタマイズすることで、それぞれの支社で使いやすいビューを作成できる。継承されたビューは、ほかのユーザーに共有が可能。ユーザー自身が使いやすいように表示を調整することもできる。これにより、Salesforceの定着と活用に貢献する。
「RaySheet」について
Salesforceにインストールすることで、SalesforceのビューをExcelのような画面にできるAppExchangeアプリ。項目の表示・編集機能だけでなく、条件付き書式によるデータの可視化やExcelライクなフィルタリング機能も提供。ピボットテーブルのような集計表を作成することもできる。Excelライクな操作感を提供することで入力の負荷を軽減し、Salesforceへのデータ蓄積をうながす。
メシウス Enterprise Solutions事業部 事業部長 市川利弥氏のコメント
RaySheetのアップデートにより、現場の細やかな要望に即した業務画面を今までよりも早く作成できるうえ、Salesforce管理者の負担も軽減できるようになりました。
多くの業務部門を抱える組織においても、安心してRaySheetを利用していただけると自負しています。メシウスは今後もSalesforceの定着化と活用促進に貢献する改良に努めてまいります。