RevComm(以下、レブコム)は、すべてのボイスコミュニケーションを集約する管理画面「MiiTel Analytics」内で通話中の頻出単語を可視化できる「ワードクラウド」機能を拡充した。
音声解析AI電話「MiiTel(ミーテル)」の管理画面である「MiiTel Analytics」は、さまざまな検索条件を選択することにより多面的な分析を行うことが可能。使用単語頻度レポート機能では、ユーザーまたは取引先が頻繁に発話している特徴的な単語を期間別・ユーザー別・電話番号別などのさまざまな切り口で確認できる。
使用単語頻度レポートではワードクラウドを確認でき、視覚的に「どの単語が多く話されていたか」を把握することが可能。たとえば「取引先」でワードクラウドを見た場合、顧客がどのようなことに関心を持っているかを俯瞰して把握することができる。
さらに、集計条件で特定のユーザー名との会話を抽出し、「ユーザー」ごとのワードクラウドを表示することで、特定のスタッフの話し方や口癖を可視化して社員教育に利用することができる。たとえば、ハイパフォーマーがよく話すワードを特定し、トークスクリプトを型化して横展開する、新入社員が無意識で使っている口癖を特定して減らすといった取り組みを進めることができる。使用単語頻度レポートはワードクラウドだけでなく「リスト」として表示し、定量数値として把握することも可能。
レブコムはこれまで、使用単語頻度レポート機能をβ版として提供してきた。その中で「目的に合わない不要な単語が表示されるためノイズになってしまう」といった意見が顧客から上がったことから、不要な単語を自由に削除できる機能を追加し、UIも刷新した。