CData Software Japanは、クラウド・DBデータのETL/ELTデータパイプラインツール「CData Sync」において、SnowflakeからSalesforceへのリバースETL機能をリリースしたことを発表した。これにより、LeadスコアリングデータをDWH内で集計したデータをSalesforceに書き戻すなどのオペレーションが、CData Syncワンプラットフォームで可能になる。
Snowflakeで収集・集計したデータをSalesforceに書き戻すリバースETL
リバースETLは、データウエアハウスからSaaSへのデータ更新を意味する。通常のETLがSaaSなどのデータソースからDWHへのデータローディングであることに対し、逆のデータの流れであることからリバースETLと呼ばれる。
代表的な利用ケースは、Salesforce利用企業がマーケティングオートメーションや基幹データなどを加えてDWH内で集計・AIでの計算を行うリードスコアリング。リードスコアはDWH内やDWHを参照するBIツールでの利用だけでなく、Salesforceに書き戻すことで、セールスやカスタマーサクセスメンバーがより容易にリードスコアを利用することができようになる。
今回、CData SyncがソースデータのDWHへの収集だけでなく、SalesforceへのリバースETLにも対応したことで、ひとつのツールでオペレーションを行うことが可能になる。
CData SyncのリバースETL機能の概要
- Salesforce(Sales Cloud)の任意の項目への書き込みが可能
- 連携モードはInsert、Upsert、Updateの3パターンから選択可能
- CData Sync内のスケジューラでのスケジュール実行
- Syncでの画面設定だけでノーコードでリバースETLが可能
Snowflake 執行役員 パートナー営業本部長 渡辺浩志氏のコメント
Snowflakeは、CData Software JapanのETL/ELT ツール「CData Sync」がSnowflakeからSalesforceへのリバースETL 機能をリリース開始されたことを心より歓迎します。
Snowflakeで収集・集計したデータをSalesforceに書き戻すリバースETLの提供により、お客様は「Snowflake」を最大限に活用できるようになると確信しています。今後ともCData Software Japan様と協業し、データエコシステムを通じてお客様のデータ活用やデジタル変革を支援していくことを楽しみにしております。