LINEは、運営するコミュニケーションアプリ「LINE」を活用し、学生と企業のコミュニケーション促進を図ることで新卒採用活動を円滑にする、クラウド型新卒採用支援ツール「LINE採用コネクト」の提供を2019年秋に開始することを発表。
LINEは、アルバイト求人情報サービス「LINEバイト」や転職情報サービス「LINEキャリア」など、月間アクティブユーザー数が8,000万人を越える豊富なユーザー基盤を活用し最適なマッチングを実現する人材サービスを展開している。
とくに、求職者と採用担当者が応募から採用までのコミュニケーションをLINE上で行うことができる「LINE応募」機能(LINEバイトに実装)が好評で、日常的に電話やメールを使用しなくなりつつある状況のなか「メールで面接日程の連絡が来ていたが気づかず面接の機会を逃してしまった」「面接前に労働条件などを気軽に質問することができなかった」など、応募過程でのコミュニケーション課題を解決することで、最適なマッチングとスピーディーな採用活動を実現している。
「LINE採用コネクト」は、早期化・長期化が想定される新卒採用において、企業とユーザー(学生)が、LINE上の「企業アカウント」を通じてつながることで、より柔軟なコミュニケーションをとることができる新卒採用支援ツール。採用担当者は、専用の管理システムを活用し、企業・採用情報などを、学生個々に合わせて発信することができる。
また、アカウント登録をしたユーザーに向けて、会社説明会の日程調整や問い合わせへの応答などの配信作業も自動化できるなど、採用担当者の業務サポートにもつながる。
メールベースでの採用から、日常的に利用頻度の高いLINEベースの採用へとシフトしていくことで、エントリーの促進や選考過程の離脱防止、採用業務の効率化を目指していくことが狙い。