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マルチチャネルフォーム「Ask One」、「Adobe Marketo Engage」と連携を開始

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 クリエイティブサーベイは、提供するマルチチャネルフォーム「Ask One」と、アドビが提供するマーケティングオートメーションツール「Adobe Marketo Engage」の連携開始を発表した。

「Ask One」はあらゆる顧客接点の入力インターフェースを統合することで、営業機会を逃すことなく商談化率・受注率・契約継続率の向上を図るマルチチャネルフォーム。マーケティングオートメーションツールのAdobe Marketo Engageとの連携により、最適なマーケティングオペレーションの構築と顧客の声を営業機会に変える支援を推進する。

Adobe Marketo Engage連携の概要

 今回の連携により、「Ask One」のマルチチャネルフォームから、顧客データへのシームレスな連携が可能になる。

  • Adobe Marketo Engageフォームへの連携とアクティビティの紐づけ

「Ask One」のフォームは独自ドメインにも対応しており、Adobe Marketo Engageのフォームと同様に動作することで、顧客データのアップサートやPMCF(プログラムメンバーカスタムフィールド)の更新が可能になる。また、フォーム入力時には匿名アクティビティと新規または既存の顧客情報を紐づけすることもでき、フォーム入力完了のアクティビティも記録されることから、既存のプログラム構成やアセットをそのままの状態で連携し活用を図る。

  • 名刺情報やヒアリング情報によるCookieを紐づけたくない顧客データのアップサート

 展示会における名刺情報やヒアリング情報、顧客情報を社員やパートナー企業が登録する際、Cookie情報を紐づけないフォームとしても活用することが可能になる。また、フォームへの入力はIPアドレスやパスワードで制御することも可能なため、セキュリティを管理したうえでの活用が可能になる。

  • メールアドレス入力不要な顧客情報収集フォーム

 すでに接点がある顧客への情報収集にもメールアドレスをキーに情報を取得するため、ウェビナーアンケートや既存顧客向けのナーチャリングコンテンツのフォームでは、顧客に何度も同様の質問を必要とするケースがあった。「Ask One」では、レコードIDをキーに情報を更新することができるため、一度聞いた情報を再度聞くことなくクイックに顧客の回答フォームとしても利用が可能になる。

今後のAdobe Marketo Engage連携のロードマップ

  • より柔軟なAdobe Marketo Engageへの顧客データの連携

 顧客情報の更新に加え、顧客に紐づくカスタムアクティビティやカスタムオブジェクトへのデータ連携はすでに一部実装されているが、今後より柔軟なカスタムアクティビティやカスタムオブジェクトの操作、紐づけの実現を予定している。

  • Adobe Marketo Engageの操作及びマーケティングオペレーションの標準化

 顧客データの収集だけではなく、「Ask One」を通してAdobe Marketo Engageの操作をすることが可能になる。プログラムの複製やアセットの承認など、プログラムや各種アセットの操作の実現を図る。Adobe Marketo Engageのユーザー権限を持たない人でも、既存のテンプレートを複製して操作できるようなユースケースの構築に取り組む。今後は、マーケティングオペレーションにおけるキャンペーンリクエストフォームとして活用することも可能になる。

「Ask One」は23種類の豊富な質問タイプ、分岐やスコアリングなどのロジック、デザインのカスタマイズ、Sansanのデータ化技術による名刺の読み取り機能などを組み合わせることで、さまざまな顧客接点で活用できる多種多様なユースケースと、顧客とともに構築したベストプラクティスを提供している。

 Adobe Marketo Engageユーザーは、「Ask One」のインタラクティブなフォームを活用することでより幅広いユーザー接点で顧客の声を収集することができ、営業・マーケティングのアクションを最適化していくことが可能になる。

本連携に対するコメント

【アドビ DXインターナショナルマーケティング本部 フィールドマーケティングマネージャー 松井 真理子氏のコメント】

「この度の Ask One と Adobe Marketo Engage との連携開始を大変嬉しく思います。Ask Oneは顧客の声を容易に収集し、社内に共有できるところが魅力です。顧客の声と全てのインタラクションを Adobe Marketo Engage に集約することで、高度にパーソナライズ化された良質な顧客体験を届けるアクションが可能になります。Ask Oneの活用により、Adobe Marketo Engage ユーザーがさらにデータドリブンで収益貢献可能なマーケティング活動で成功されることを期待しております」

【『マーケティングオペレーション(MOps)の教科書』(翔泳社)著者、ゼロワングロース 代表取締役 丸井達郎氏のコメント】

「多くのマーケティング組織が直面する課題の一つとして、データを活用した意思決定の迅速化やマーケティング施策の精度向上が挙げられます。この課題を解決するうえで、自社データベースへのデータインプットの品質向上が極めて重要です。そのデータインプットのプロセスを構築する機能がキャンペーンリクエストです。キャンペーンリクエストは、実施したキャンペーンのターゲットやキーメッセージ、チャネルなどをデータベースに記録し、後の分析時に有益なフィルターとして活用できる重要な役割を果たします。

 欧米のマーケティング組織では、これが標準的な機能・プロセスとして整備され、キャンペーンマネジメントのデータインプットの品質向上に貢献しています。また、近年ではこのキャンペーンリクエストを起点に、マーケティング実行までの作業をAPI経由で自動化することが一般的になっています。Ask Oneは、顧客体験の向上だけでなく、Adobe Marketo Engageを活用したキャンペーンマネジメントの強化、そしてさまざまなマーケティングマネジメントツールの連携を促進し、データドリブンマーケティングの実現に向けた大幅なレベルアップに貢献することを確信しています」

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