データ総研とウイングアーク 1stは、ウイングアーク1stのデータマネジメントサービス「Dataring」の製品開発・提供において、コンサルティング、組織・人材ノウハウに強みを持ち1,400件を超えるプロジェクトを成功に導いてきたデータ総研の知見を活かし、データマネジメント領域における業務提携契約を2023年10月30日に締結したことを発表した。
これまでデータマネジメントの実践現場は、データ設計や組織設計が概念的なフェーズに留まり、その検討や遂行をするために多大なリソースが必要とされる課題があることから、実践的なデータマネジメントの実現が困難な状態であった。
今回の業務提携により、データマネジメント実践のためのルールや組織づくり、標準データの設計を得意とするデータ総研の知見を活かしながら、企業のデータ活用においてデータ活用戦略の構想支援やデータ活用組織の設計支援といった企画・構想フェーズから、ウイングアーク1stが従来から提供してきたシステム構築フェーズ、運用拡張フェーズまで一気通貫で提供できるようになる。
2024年度からは、データ分析基盤「Dr.Sum」を用いたデータマネジメント講座の実施も予定している。
具体的なサービス
- データ活用戦略に関するコンサルサービス
現状の把握やデータのアセスメントを行い経営課題・事業戦略の達成に求められる「データ活用のテーマ」と「データ活用基盤」のあるべき姿策定の支援
- データ活用基盤に関するインテグレーションサービス
「データ活用のテーマ」を実現するデータ総研のプロダクトを利用した「データ活用基盤」の構築支援
データ総研とは
データ総研は、1,400件以上のプロジェクト経験で培った知見に基づき、データマネジメント分野におけるコンサルティングと研修サービスを提供している。DX推進の重要な成功要因であるデータマネジメントの戦略策定からデータ資産の診断、データガバナンスの組織的な取り組みを支援する。
ウイングアーク1stとは
ウイングアーク1stは、業務処理におけるすべての帳票の効率的な運用を支援する帳票・文書管理ソリューションと、成長のための業務改革をデータ活用によって推進するデータエンパワーメントソリューションを提供している。データに基づく意思決定・行動を支援するソフトウェア・サービスを提供することで、企業・団体がデータを最大限に活用できるようサポートする。