パブリックDMPを提供するデータプラットフォームカンパニー、インティメート・マージャーは、2023年8月29日、人の力とテクノロジーで再現性のある経営ソリューションを提供するアイドマ・ホールディングスと、営業活動を支援する新サービス「インテントアプローチ」を共同開発し、2023年9月4日より提供開始することを発表した。
従来の営業手法は、資料請求やお問い合わせがあった見込み顧客に対しての「インバウンド」と、電話やメールなどの手法で新規リストに対してアプローチする「アウトバウンド」のふたつに大別されてきた。しかし、新たな営業手法としては、インバウンドとアウトバウンドの両方の利点を兼ね備え、早期に見込み顧客の興味関心を把握しタイミングを最適化する「インテントデータ」を活用した営業活動が注目されている。
アイドマ・ホールディングスは、日本の労働人口減少という社会課題に対する取り組みの一環として、2008年の創業当初からアウトバウンド営業を中心とした営業支援事業を展開してきた。現在までに8,900社以上の営業活動をサポートし、国内最大級の法人データベース「BIZMAPS」を提供している。
一方、インティメート・マージャーは、月間約4.7億以上のユニークブラウザのオーディエンスデータを一元管理するデータマネジメントプラットフォーム「IM-DMP」を提供し、ウェブマーケティングで顧客の興味・関心を把握する目的に活用される国内最大級の「インテントデータ」を保有している。
インテントアプローチについて
インティメート・マージャーが保有する4.7億のインテントデータとアイドマ・ホールディングスが保有する170万社超の法人データを生成AI「GPT-4」を活用して連携させることで、ニーズの高い企業を抽出し、効率的かつ効果的な営業活動を支援するサービス「インテントアプローチ」を共同開発した。潜在的な顧客への早期アプローチやアプローチタイミングの最適化を図ることで、商談化率・成約率の向上に貢献し、ホットリードの獲得が可能となる。
インティメート・マージャーは、消費者のプライバシーに配慮しながら、さまざまな領域でのデータ活用を目指し、今後も“データとAI技術”を活用したプロダクト開発・マーケティングの支援を推進する。
法人データベース「BIZMAPS」について
「BIZMAPS」は、アイドマ・ホールディングスが開発した企業検索サービス。他社にはない独自の営業目線で作られた“オリジナルタグ検索機能”や企業のキーマン(決裁者)を検索できる“キーマン検索機能”があり、質の高いリストがダウンロードできる。企業のニーズに合ったリストが作成できるため、アポイントの取得率やアポイント取得後の受注確度を高めることが可能。さらに、約3,200人のリサーチャーによって3ヵ月に1度目視チェックを行い、毎月のデータ反映など、鮮度の高いデータベースも特徴となっている。