NTT東日本は、「ひかりクラウド電話」の新たなラインナップとして、音声解析AI電話「MiiTel」とひかりクラウド電話を接続する「ひかりクラウド電話 for MiiTel」の提供を開始した。これにより、これまで主要都市に限定されていたMiiTelの固定電話(0AB-J番号)による発信・着信が、東日本エリア全域で利用可能となる。
昨今、リモート営業の定着により、インサイドセールス・コールセンターの応対品質向上や、個人の営業活動のブラックボックス化解消が課題となっている。このような背景からNTT東日本は、ひかりクラウド電話 for MiiTelの提供開始を決定した。同サービスは、AIの音声解析によりトップ営業の話し方の特徴を分析・可視化し、顧客システムと連携することで電話内容の入力・共有作業を効率化することが可能。営業活動のブラックボックス化問題を改善し、売上向上や情報の蓄積・共有・活用に貢献する。
「ひかりクラウド電話 for MiiTel」概要
MiiTelの固定電話(0AB-J番号)発着信を実現
- パソコンやスマートフォンのアプリから発着信が可能。テレワークや外出先から固定電話番号を利用できる。
- パソコンやヘッドセットといったインターネット環境を整えることで、固定電話端末は不要で場所を問わず電話業務を行える。
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機器設置や配線工事等が不要。
※「ひかり電話オフィスA(エース)」をすでに導入しており、同番号を「ひかりクラウド電話」へ番号移行する場合
- ひかりクラウド電話 for MiiTelの契約企業に対して、NTT東日本が電話番号の紐づけ設定等の設定を代行する(有料)。
インサイドセールス・コールセンター業務のDX化を促進
- 自動録音・文字起こし機能により、電話内容の記録や引き継ぎなど、情報の抜け漏れを防止できる。
- 顧客システム(Salesforce、kintone)と連携することで、電話内容の入力・共有作業を効率化する。
- ダッシュボード機能により、チーム全体の統計分析や個人の傾向を比較分析することが可能。また、AI音声解析によるスコア分析によって受注時と失注時の通話履歴を比較するなど、セルフコーチングのツールとしても利用できる。
提供エリア
東日本エリア全域(新潟県、長野県、山梨県、神奈川県以東の17都道県)